みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

秋の夜長をほろほろと

2018-10-14 13:12:43 | 新・ほろ酔いキッチン

案の定、山の木の実が不作で、県内でも熊の目撃情報が増えているとか。
今年は野生動物たちには試練の冬になりそうで、なんとも心が痛む。
栽培されている栗も台風で早生栗はほぼ全滅。
ようやく出回りはじめたものの、かなり小粒なのはいたしかたなし。
とりあえず1キロ半ほど仕入れて、指先をさくさく切りながら(痛)ちまちまと皮を剝き、正月用の甘露煮に。
そしてもちろん残りは栗ごはん!
小ぶりの柴栗を集めて、新米と湧水でほっこり炊き上げた栗ごはん。
ひと秋に一度は食べんとね。
合わせるのは、ずいきの炊いたん、蓮根のきんぴら、シシトウのおかか和えに焼き無花果。
そして絶対に外せないのが秋刀魚の塩焼き。
栗ごはんには秋刀魚の塩焼き!
なにはなくとも秋刀魚の塩焼き!
秋の深まりとともに脂が乗り切って食べごろ食べごろ。
栗ごはんを主役に、おばんざいや焼き物で秋の夜長を飲みとおす。
ああおもしろい秋の宴!


で、秋刀魚の骨はカンテキで炙って肴の一品になったのだけど、頭は涙をのんでヤドカリたちにおすそ分けしてやったのに・・・、喰いつきがイマイチ。
まあ、三日にあげずクサキリ2匹を翅までたいらげたから、おなかいっぱいなのか?
やっぱりみーばい亭生まれだけに、遠い海の魚より近くの山の虫の方がお口に合うようで(笑)
こちら2015年生まれのムラサキオカヤドカリ。
前甲長10㎜越えの立派な成体なんだけど、子供の頃のままの色白美ヤドカリ。
目下、管理人お気に入りの1匹でございます。

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【復刻版 あーまんの話】 トイレ

2018-10-06 15:13:29 | 【復刻版 あーまんの話】

 この 『あーまんの話』には食事シーンが何度も登場していますが、「食べたものは当然出る」というわけで今回はトイレのお話です。

あーまんの排泄口は貝殻に隠れている腹部の先っちょにありますのでフンをするのもひと苦労です。
貝殻の中にしたフンを、腹部をうごめかしたり普段は隠れている腹肢という小さい脚で掻きだしたりして 口元まで持ってきて、最後は顎脚でつまんで外に投げ捨てるのですが、そのトイレのスタイルもそれぞれ個性的で、失礼かな?と思いながらもついつい見入ってしまいます。
中には一瞬立ち止まったかな?と思ったら、ポイっと投げ捨てて素知らぬ顔で立ち去っていったりする子もいたりしますが、たいていはお気に入りの場所で じっくりがんばっているようです。
  
植木鉢の個室の中で額に薄汗にじませてふんばっているのは 、ムラサキオカヤドカリのゴリです。
典型的なトイレスタイルで、見ているほうも思わず力が入ります。 
ちょっと便秘気味のようです。

いっぽう、流木の上で気持ち良さそうな顔をしているのはナキオカヤドカリの大トラです。
お昼寝しているようなさりげない様子ですが、顎脚をせわしなく動かしてポイポイとフンを投げ捨てています。 
こちらはうらやましいくらいの快便です。

 さて大変なのはこの後です。
そのまま ほうっておくと不潔ですので取り出さないといけないのですが、ピンセットでひとつずつつまみとるのも大変ですので、近頃では盆栽用のミニシャベルで砂ごとすくいとっています。
すくった砂は洗面器でジャーと水洗いして、浮かんできたフンだけをすかさず流してしまい、あとは水をきってパネルヒーターの上にどさっと戻しておきますと砂もきれいになって水槽内の湿度も保たれてと、一石二鳥です。

 まあ、出るものはしかたがありませんが、少しは感謝して長生きしてくださいね。
  
(2002.11.25)

 



懐古趣味やん・・と言われると、うつむいて涙ぐむしかないんだけど、温故知故、古きを訪ねて年古りた己を知る!という高尚な意義がないわけでもない「復刻版あーまんの話」第4弾でございます。
いまさら己を知ったところで、劣化を実感するだけなんやけどね(^^;

さて、相も変わらずおもしろネット空間には、オカヤドカリは貝殻を脱いで脱糞するだの海水に浸かって洗い流すだのといった楽しい記事がアップされていますが、ご覧の通り我が家のオカヤドカリたちは貝殻も脱がず海水にも浸からず、その辺でポイポイと脱糞しております。
だいたい便意を感じたら脂汗を垂らしながらわざわざ海まで出かけるのか?
脱糞するたびに危険を冒してやわやわの腹部をさらけ出すのか?
想像する分にはおもしろいけど、普通に考えたらありえないでしょう。
いつの時代もオカヤドカリの周辺には愉快な仲間たちが多いようで(笑)。

貝殻の中で付属肢がどんな動きをしているのかは知る由もないけど、最後は顎脚で摘まんでぽいっと投げ出すから、見方によっては口から糞をしているようで、だからどうしたと言われると膝を抱えて黙り込むしかないんだけど、黙り込んでいると話が進まないので「潔癖症の飼い主には少々耐え難い光景かもしれませんね」などと適当にまとめておきますか。
ま、潔癖症の人は最初っから生き物なんか飼わないと思うけどね。

ちなみに光ある所に影があるように大がある所には小もあるわけで、オカヤドカリの体にも熱くはないけど血潮が流れているから、当然老廃物を尿として排出している。
それではオカヤドカリの腎臓はどこにあるでしょう?
正解は「オカヤドカリに腎臓はない」でした。
腎臓はないけどおしっこを我慢すると体に悪いから同様の機能を持つ触角腺という器官がその名の通り触角の基部にある。
複眼とか口器とかがある頭部を「顔」に見立てると第二触角の底節部、ちょうど鼻の辺りに小さな穴が開いていて、そこから尿を排泄するのだとか。
口からうんこを出し鼻からおしっこをする(本当は違うけど)。
なんとも行儀の悪い生き物である。


ところで、ホンヤドカリなどの海棲ヤドカリも、同じように細長い固形の糞を顎脚で摘まんで排出するのだけど、それとは別に粒子状のものをぶしゅっと噴き出すことがある。
何らかの方法で宿貝の中の水圧を高めて高圧洗浄でもしているのかな?などと根拠のない妄想をめぐらせていたのだが、どう見ても口から吐き出しているようにしか見えない。
宿酔の朝には親近感を覚えたりもするのだが、ヤドカリに酒を飲ませたことは(たぶん)ない。

はてさてなんぞやこれ?

ヤドカリは旧口類に属する生き物だから、新口類の飼い主みたいに上下に動く口でもぐもぐ咀嚼することはできない。
左右に開く付属肢由来の大顎と小顎で食べ物を小さくちぎって胃に送りこむだけである。
しかしちぎっただけの塊を消化するには非常なエネルギーが必要になるし何より体に悪い。
よく噛んで食べることは健康維持の基本中の基本である。
実は甲殻類の皆さんは、胃の中に歯が生えているらしい。
物の本によると、甲殻類の胃は噴門部と幽門部に分かれていて、前部の噴門部に胃歯とか胃臼とか呼ばれる「歯」があって、これで口から送られてきた食べ物を咀嚼しているのだとか。
咀嚼された食べ物は後部の幽門部へと送られるのだけど、噴門部と幽門部の境はフィルター状の構造になっていて、細かいものだけが幽門部へ送られるという、非常に高度に進化した機能を持っている。
フィルターに濾しとられたカスは、当然口から吐き戻すしかないから、これが前述のグレートカブキ・パフォーマンスとして昇華結実するのだろう(と思う)。

さて我らがあーまんたち。
成体は陸上で生活しているとはいえ、身体構造は海に棲んでいた頃とほとんど変化していないから、当然海ヤドカリと同じようにカブキってるはずなんだけど、残念ながらそれらしい場面は見たことがない。
水場でこっそりゲロってるのかな?

その辺りの知見をお持ちの方が居られましたら、ぜひともご教示くださいませ。

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ヤドカリたちの秋

2018-09-29 20:04:22 | 生き物の話

中秋の夜。
大潮サービスのアサリに群がる甲殻軍団。
記録的な猛暑に耐えて憩いの秋を迎えたツワモノどものささやかな宴の図である。
心配なのは、そろそろ夏眠を終えるはずのヨモギホンヤドカリの姿が見えないこと。
水温30℃越えの日が続いたからさすがに耐えられなかったのかな?
でも、真夏の磯の潮間帯の環境を思えば厳しすぎるということはないだろうし・・・。
もう少し楽観的に様子見しますか。

楽観的といえば、逆に寒さに弱いオカヤドカリたち。
長年の飼育経験で慣れきって、この所の冷え込みも気にせずに放っておいたのだけど、気がつけば皆砂に潜って誰もいなくなってしまった(^^;
さすがにやばみと急遽ヒーターを設置。
水槽が温まると、さっそく出てきた大御所様。
ごめん、やっぱり寒かったのね。
そろそろ脱皮の周期やね。
今回も無事に済むことを祈ります。。

で、ヨモギホンヤドカリやヒーターの話題が出るということは当然秋真っ盛りなわけで、秋真っ盛りと言えば当然ひやおろしなわけで、ひやおろしと言えば当然湯豆腐なわけで、管理人今宵も湯豆腐を肴に「松の司 純米吟醸」などをほろほろ飲っております。


湯豆腐だけでは寂しいので、これも旬の一品秋鮭の白子を用意して、ますます加速する秋の夜の宴。

秋鮭で空き酒。
天高くエンゲル係数※高止まりの秋。

※ビールやウイスキーは嗜好品かもしれないけど「酒」は日本人の主食米100%だから立派な食品です(みーばい亭では)

 

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つきみさけ

2018-09-23 21:27:47 | 新・ほろ酔いキッチン

中秋の名月にはちと早いけど、「琵琶の長寿 純米吟醸ひやおろし つきみさけ」なんてのを仕入れてしまったからには飲むしかない!
というわけで、肴を求めて越前の海へ。

サラサエビと戯れ・・・。

カワハギを突っつき・・・。

クロダイを追いかけ・・・。

カンパチにまとわりつかれ・・・。

あれこれ思案したけど、結局仕入れたのは越前産朝どれアマエビ。

卵をチュルッ、殻を外して山葵醤油でモニュッ。
月は出てないけどつきみさけをグビッ!
〆はもちろん庭の穂紫蘇をたっぷり散らした「アマエビ丼」!


ウエルカム、秋。

新米、ひやおろし、秋魚、秋野菜・・・。
酒飲みにはうれしい季節だけど、南方系の季節回遊魚たちにはきびしい季節の到来。
本日の越前海岸、水温25℃。

限りある命が、思いっきり輝きますように・・。


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メイの背中

2018-09-15 14:44:01 | 生き物の話

在りし日の暴君メイとその息子。
100匹以上上陸した2010年組の生き残りだから同じ個体かどうか分からないけど、その方がドラマチックなのでそうしておきますか(^^;
孵化したのが2010年7月26日だから本日で2973日。

この夏の脱皮でまた一回り大きくなったような気がしたので、前甲長を測定してみた。
みーばい亭で12年生きた父親のメイは3㎜くらいの頃にやってきて、晩年は16㎜まで成長した巨漢。
ちなみに毎度お馴染みの「沖縄県南部及び久高島におけるオカヤドカリ類の生態的調査」によると、ムラサキオカヤドカリのオス個体の最大値が20.5~21.0㎜の範囲だったのに対しナキオカヤドカリでは13.0~13.5㎜。
つまり16㎜もある野生のナキオカヤドカリはほとんど見られないということ。
それだけ自然の中で生きるというのは厳しいことなのだろう。
ここまで成長したのは飼育下ならではのことなんだろうけど、管理人が飼育したナキオカヤドカリでも15㎜を越えた個体はメイ1匹だけ。
やはり、ここまで大きくなるナキオカヤドカリは珍しいのだろう。

ちょっと話がそれたが、今回測定したメイJr.
見た目ではメイを越えたかも・・とひそかに期待していたのだが、実際に測ってみると前甲長15㎜あるかないかといったところ。
ナキオカヤドカリとしては充分大柄だが、あと一歩及ばなかったようで。
さて、次回の脱皮で偉大なる神祖を越えることができるのか?
楽しみ楽しみ。

最後に一言。
オカヤドカリの大きさは前甲長で表します。
前甲長とは眼柄の付け根から前甲と後甲の境目まで。

ムラサキオカヤドカリとナキオカヤドカリの雌雄、オカヤドカリの雌個体では前甲長と大鉗脚掌部幅はほぼ等しいので、前甲長が測りにくければ大鋏の幅を測ってください。

ホンマかいなとお疑いの読者もおられるでしょうから、以下しつこく引用しておきます。

前甲長と大鉗脚掌部幅の相対成長式では、ナキオカヤドカリの雌雄、ムラサキオカヤドカリの雌雄とオカヤドカリの雌は相対成長係数が0.9862~1.0453の範囲にあり、ほぼ1に等しく当成長であった。すなわち、3種類とも前甲長と大鉗脚掌部幅の相対成長速度はほぼ等しいことを示した。(沖縄島南部及び久高島におけるオカヤドカリ類の生態的調査より)

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台風が来た!

2018-09-08 21:56:39 | 日々の戯れ

台風が来る 物凄いヤツ
台風が来る 記録破りだ
古い大木も倒され、根こそぎ飛ばされてしまう

というわけで、プラタナスの大木もこの通り。

台風一過さわやかな秋晴れ・・なら、少しは救われたかもしれないけど、この週末も朝から大雨。
仕方がないんで朝は寝床で過ごして、のんびりタコ焼きブランチ。
最近知ったんだけど、家庭にホットプレートがあるのは関西だけなんだとか。
余所の人はお家でタコ焼き焼かないのね。

ま、そんなことはどうでもいいんだけど、台風通過時、締め切った雨戸にバチバチ当たる音がうるさかったんでなんだろうと思っていたら、あちこちに青いドングリが・・・。
ダイダロスかいな(笑)・・って、笑ってる場合じゃないな。
この分じゃ今年は山の実りが不作で、獣に慣れていない移住民が鬱陶しく騒ぐ事態になるんやろな。
回覧板で注意喚起する程度で済めばいいけど・・・。

そんな秋の味覚にありつけないイノシシやリスやアカネズミやテンやその他大勢の獣さんや鳥さんたちには申し訳ないけど、麓のホモ・サピエンスは、秋の味覚満喫中。
毎年毎年飽きもせずに同じネタを・・、と呆れて物も言えない読者の皆様。
今年のみーばい亭はひと味違いまっせ。
はい、まずトマトを焼きましょ。
火が通ってぐしゅぐしゅになったトマトを焼いた秋刀魚の身に絡めてオリーブ・オイルをたら~り・・パクッ!

なんやこいつ、酒飲みの風上にも置けへんな・・と、お怒りのそこのアナタ。
まあ、やってみなはれ。
ちょっと辛め(日本酒度高め)の吟醸酒に合うんやわこれが。

 

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仔ヤドたちの前甲長測定

2018-09-01 19:39:31 | 2017年ムラサキオカヤドカリ繁殖記録

2017年の春まだ浅き3月9日孵化だから、本日で500と40日目の仔ムラサキたち。
遊びに出られない荒天の週末、たまにはメンテでもしてやろうかと思い立ったついでに身体測定。
現在砂上に居るのは14匹。
上陸したグラウコトエが26匹だったから、けっこうな確率で生き残っている。
気圧が低いせいかシェルターから出て高い所へ集まっているので回収しやすい。
ご覧の通り、例によって大きさにばらつきがあるように見えるけれど、前甲長を測定してみると、だいたい3㎜から4㎜程度と、見た目ほど違いはない。
2匹ほど2㎜くらいしかない個体もいるが、フィールドでの甲長組成調査では1年ものは2㎜程度と推察されているから、他の個体が育ちすぎといえるのかもしれない。
まあ、小さい個体には小さい個体の役割があるだろうからこれで良し。
なにが良しなんやと、ツッコみたいお方は、こちらの記事でお目汚しを。
スマホでは読みにくいと思いますが(^^;

みーばい亭のヤドカリ話 その4.小さくても強いのだ!

この頃は、餌も貝殻も考えなしにばんばん与えていたから、1年半でsl8㎜の個体も居たのか・・・。
これ以上、水槽を増設するのも大変だから、キミたちは大きくならなくていいからね(^^;

先に「見た目ほど(大きさに)違いはない」と書いたが、死んだ軟体動物の殻に入って活動するヤドカリ類の大きさを表すのに他の生き物の遺物である貝殻を計測するなど笑止千万であるのは自明の理。
だから、ヤドカリの大きさは「前甲長」で表すのが一般的・・と言うより、そうしないと仕方がないわけで、オカヤドカリ愛好家の先達さんたちが、アホ業者のMだのLだのという適当なサイズ表示に初心者が惑わされるのを憂いて、オカヤドカリのサイズは前甲長で表すのですよと、さんざん啓蒙されてきたのにもかかわらず、ブログやSNSを見る限りではまったく定着していない。
元気な個体ならウニョッ!と出た前甲に直接、臆病な個体なら大鉗脚掌部幅(大きい鋏の幅ね)にノギスを当てるだけなんやけどね
ほとんどのオカヤド飼いが初心者の域を脱する前に脱落して、毎年毎年アホ業者の戦略でまともな飼育知識のない初心者がどんどん量産されている・・・、そういうことなんだろう。
そろそろ夏も終わり。
今年も数多のオカヤドカリたちが家庭や店頭で寒さと乾燥に曝されて死に逝く季節がやってきた。
やれやれ、いつになったらハーミーズ・クラブの忌まわしい呪縛から解放されることやら・・。
今はただ、殺された多くの魂が故郷の海へと帰れることを祈るのみ。

閑話休題(それはそれとして)

拙ブログでは時折り研究者っぽく恰好をつけて、前甲長をslなどと表記することがあるが、これは「shield length」の略。
他の甲殻類では「carapace length(甲長)」を略してCLと表記することが多いが、ヤドカリ類の甲羅の後ろ半分(後甲)は軟らかくて伸び縮みするので標本にしても縮まない硬い前甲のみを計測する。
ただし、ゾエア期は前甲と後甲の区別がつきにくいので、まとめて甲長(CL)と表記することもあるからややこしい。
ちなみに「あまん」には、全長(total length(TL))と甲長(CL)が併記されている。
さらに前甲長はSLではなくslと小文字で表記するが、これはなぜか?
実は管理人もよく知りません(^^;
たぶん 体長(standard length)の略号SLとの混同を避けるためだと思うんだけど、どなたかご存じの方居られましたら教えてくださいませ。

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テッポウエビの動く城

2018-08-25 13:23:19 | 生き物の話

種子島くんが築き上げた城塞の堀が埋め立てられていたので、討ち取られてしまったのかと心配したのだが、真夜中になるとどこからともなく銃声が聞こえてくる。
夏の夜に廃城から聞こえてくる鉄砲の音とくれば、お話としては面白いのだが、別に彼岸から聞こえてきたわけでは無いようで、一夜明けると水槽の反対側に新たな城が出現していた。
それにしても、前の城が気にいらなかったのか、もともと一か所に定住する習性がないのかは知らないけど、一夜で城を掘りあげるとはたいしたものである。
しかも今回の城は、中央の煉瓦組みの下と地下通路でつながっている大掛かりな普請で、水槽の右半分に領地を広げてあちこちから神出鬼没に顔を出している。
そんな種子島くんの躍進で領地を奪われたのが、先住のナベカちゃん。

放浪生活に少々お疲れ気味のご様子。
側線を持つ魚は音に敏感なので、しばしば聞こえる銃声にもさぞ迷惑していると思われる。
しかも種子島くんとナベカちゃんの軋轢はそれだけにとどまらず・・。


こちら、お食事中の種子島くん。
防御するように突きだした右手の先には・・・。


それボクのイカ・・。


やれやれ、メシぐらいゆっくり食いなはれ。
まあ、見てる分にはおもろいけどな。
さて、この戦の決着やイカに!
と、おやじギャクが妙に似合うケブカヒメさん。

たしかに、種子島くんとナベカちゃんの攻防からは当分目が離せませんな。

などと言ってる尻から離した目の先で蠢く小さなボサツガイ。

おおっ、そこにいるのは!
種子島くんもナベカちゃんも、戦にばっかり感けていると磯のアイドル、ブチヒメちゃんに人気を奪われますよ。

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夏のかしわ

2018-08-18 21:20:52 | 新・ほろ酔いキッチン

毎年5月に千団子さんの露店でヒヨコを何羽か買うてくる。
くず米やダシジャコの粉やきざんだ青菜、それに金づちで砕いたシジミの殻なんかを食わせて育ててやると、夏頃にはトサカが生えはじめて、ピヨピヨ鳴いてた声がコッコッコッと変わってくる。
街中の長屋で朝早くから「コケコッコー」などと鳴かれた日には近所迷惑も甚だしいので、ボール箱に押しこんで近所のかしわ屋さんへ持っていくと、半羽分くらいのかしわと交換してくれる。
夏だけどだいたい水炊きで食ったかな?
数か月手塩にかけたヒヨコの末路はもちろん分かっていたけれど別段感傷的になった記憶はない。
当時のガキはヒヨコは食いもんとあっさり割り切っていたものだ。
昔はそんなかしわ屋がどこの町内にもあったもんだけど、いつの間にかどんどんなくなって、とうとうみーばい亭が贔屓にしていた最後のかしわ屋さんも昨年廃業してしまった。
というわけで、このブログで何度も自慢気に紹介していた焼き鳥とも今生の別れとなってしまったわけだ。
とはいっても旨い焼き鳥に未練たらたらの管理人。
ちょっと遠いけど知人に紹介してもらった山奥のかしわ屋さんへドライブがてら出かけてきた。
作業台の上に鶏ガラやら肢やらを山積みにして小ぶりの包丁をふるっている兄ちゃんにおそるおそる声をかけて、もも肉と胸肉を一枚ずつ、それに肝を少しと卵を分けてもらっていそいそと帰宅。
さっそくカンテキに火を熾して焼き鳥パーティー!
胸肉は梅肉をのせて青紫蘇に包んでパクッ。
歯応えもっちり、食味あっさり。
もちろんあの不快なブロイラー臭さなどは微塵も感じない。
これやこれ、これが食いたかったんや!

もも肉は岩塩と原了閣の粉山椒であっさりと。
うん、脂が甘い!
そして肝は松野醬油と三河味醂を等量で合わせて少し煮詰めたタレに絡めて芥子を少し。
今まで食べた肝焼きの中で一番旨い!と、珍しく夫婦の意見が一致。
世の中、抜ける髪もあれば生える髪もあり・・もとい、捨てる神あれば拾う神もあり。
これで当面、我が家の鳥料理も安泰安泰。
でも、片道30kmかぁ。
この店が町内にあればなぁ・・・。
良くも悪くも時代は変わる。

さて、飼い主がええもん食った日にはヤドカリたちにもご馳走するのがみーばい亭暗黙のルール。
肝を始末する時にはずした脂身を入れてやったのだけど、反応はイマイチ。
やっぱりオカヤドカリたちにはこれが良いようで。
はい、旬のクマゼミです。
ニイニイゼミ、ヒグラシ、アブラゼミと続いたけど、クマゼミは今夏初めてだったかな。
ちゃんと東向いて笑ってくださいね。


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テッポウエビの城

2018-08-17 12:07:02 | 生き物の話

ツクツクボウシの鳴き声が勢いを増し、秋の虫の声もチラチラ聞こえはじめた晩夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、この夏新たに甲殻軍団に加わったテナガテッポウエビ(フタミゾかも)。
最初はどこにいるのか分からなかったけど、苔石とフジツボが置かれた水槽の隅を城塞化し、時折り自慢のテッポウを鳴らして周囲を威圧しております。
その城にうっかり迷いこんだウミニナ(の仲間)さん。(正確な同定ができていないので仲間さん(仮名)とでも呼びますか(^^;)
さっそく伝家の宝刀右鉗脚でパッチンパッチン威嚇するも、仲間さん耳が無いから我関せず(笑)
ちなみにテッポウエビは左利きらしいけど、うちのテナガ(フタミゾ?)テッポウエビは右利きなのね。
その自慢の右から発する音に効果がないと悟ったテッポウさん、今度は実力行使に。
直接、右ストレートを繰り出して、
相手が驚いて腹足を縮めたところを、
すかさずひっぺがして押し出し。
そして、一仕事終えた後のドヤ顔!

最初は隠れたまま消えていくかなと思ったけど、予想をうれしく裏切ってサウンドとビジュアル両方を兼ね備えたパフォーマンスで楽しませてくれているテッポウエビさん。
クセモノたちが群雄割拠する戦国磯水槽で南蛮渡来の新兵器「テッポウ」を武器にこれからどんな活躍を見せてくれるのか!

楽しみ楽しみ。

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