ヤドカリに癒し癒されみぞれ鍋
というわけで、寒波襲来の日本列島。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今朝の室温は11℃
オカヤドカリたちには命にかかわる寒波だけど、日本海生まれのホンヤドカリには快適なようで、大潮サービスのアサリ爆食中(笑)
飼い主も肖るわけじゃないけれど、貝つながりということで、今宵のほろ酔いキッチンは、抜きたての冬大根と旬を迎えた白菜で、牡蠣のみぞれ鍋。
牡蠣の旨味のしみた大根おろしに沈んで、ほっこりと温まった豆腐がまた絶品!
少し熱めに燗をつけた酒をほろほろと嚥下して、吐息と共に心身に溜まった浮世の憂さをほぅ~と吐きだす初冬の夕べ。
ほろ酔いでご機嫌を伺うのは、この夏に生れたムラサキオカヤドカリの子供たち。
すでにふつ~にヤドカリである(笑)
ついこないだまで、プランクトンやったんやけどな~。
こちらは、父親のご老公。
脱皮後の肥立ちも順調で、いよいよ迎える来亭15回目の冬!
アンタとも長い付き合いになったねぇ。
一方のナキオカヤドカリ槽に君臨するのは、永遠のライバル暴君メイ・・の、息子メイJr.
近頃、ますます親父に似てきたけど、性格はいたって温和。
同居しているのが兄弟姉妹ばっかりやから、暴れがいがないのかも(笑)
ま、爆殖されても困るんで、気の毒やけど当分禁欲しといてね(^^;
もちろん、癒しの総本山!ブチヒメちゃんも、大潮ということで活動開始。
「可憐というか奥ゆかしいというか、繊細で気品がある。控えめで自己顕示がない。奥が深いんだ。」
Web上では、ユビワだのコモンだの南方系のケバケバしいヤドカリがよく紹介されているけど、意外と和ヤドカリの露出が少ないように思う。
「ケッ、色のケバケバした見てくれだけの・・ありゃ、女子供のオモチャさ」
括弧内はつげ義春の「鳥師」に登場する小鳥屋のオヤジのお言葉。
御意!