みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

ジョニマリ

2010-02-28 12:21:44 | 生き物の話
春一番と共に怒涛のように吹き荒れた2末業務も、昨日の休日出勤で何とか目処が立って、久しぶりにほっこりとした日曜の午後、ムラサキ槽を覗くと居候のJohnny&Marieがガジュマルの小枝でお昼寝中。
ええなぁ・・、気楽で。

それにしても去年の夏に生まれたばっかりなのに、すでにイッチョマエのオカヤドカリ面。
寝る子は育つというけれど・・・、育ちすぎやろ!
コメント

マグロ解体ショーと秘密の ・ ・ ・ ・

2010-02-20 20:13:16 | 新・ほろ酔いキッチン
TVなんかで、「マグロ解体ショー」の映像を見るにつけ、自分でもやってみたいと以前から思っていた。 ・・が、一般庶民が家庭のキッチンでマグロをさばく機会など一生訪れるはずもなしと、大量に蓄えた叶わぬ夢の一つとして心に秘めていたのだが・・・、店先で思いがけず、手ごろなサイズのビンチョウが、長い胸鰭で手招きしているのに出くわしてしまった。
サイズはシンクとまな板のスケールから推し量ればわかると思うが、私的には積年の夢が一つ叶ったわけで、ちょっと良い気分である。
ま、手応えは「ちょっと太ったサバ」程度だったのだが(笑)

ちなみに関西では、ビンチョウなど「マダイ」や「ヒラメ」に比すれば、2段も3段も落ちる下魚であるし、私もそう思ってきたが、今回サクに落としてひいたばかりの刺身を一口食べて考えを改めた。
「美味い」のである。
あの独特の錆臭さがなくてほんのりと甘みさえ感じる。
ところが、暖房のきいたキッチンに20~30分も置いておくと、例の酸化したような鉄臭い「居酒屋マグロ」の味に堕ちてしまう。
魚自体の鮮度が、良ければもっと美味いんだろうな・・。
まだまだ、喰わずに死ねないものが身近にたくさんありそうだ。
もちろん、血合いと内臓は、ショウガをきかせて甘辛く炒りつけてつきだしに、中骨と皮の内側に残った身はスプーンで丁寧にそぎ取って「やまかけ」に、残ったサクはみーばい亭特製の利尻昆布醤油に漬け込んで「漬け」に、頭は半分に割って軽く塩をして明日「かぶと焼き」にする予定。

・・が、これはあくまで「アテ」。
今夜のみーばい亭は昨年末に時期をずらして仕込んだ「・・・・」の利酒大会!
仕込み水は近くの山で汲んできた湧水。
麹は古くからの味噌屋さんから分けてもらった生麹。
そして米は・・、一度やってみたかった「伊賀産コシヒカリ」・・だが、近江米のキヌヒカリに完敗。
コシヒカリは素直に炊いて食べましょう(^^;


コメント

琴が居る意味

2010-02-11 19:42:46 | 生き物の話
2ミリメートルそこそこのゾエア幼生として孵化して およそ1年半。
日増しに父親である暴君メイに似てきた「琴」だが、こうして寝転んで大鉗脚と第一歩脚の側面のみを見せていると、母親の面影を色濃く感じる。

などと書くと、今は亡き母親を偲んでいるようだが、そんなことはない・・こともないかも知れない。
5年連続の産卵という、飼育個体としてはおそらく前代未聞の偉業を成し遂げて、飼い主を楽しませてくれた、赤い彗星・・じゃなくて赤いナキオカ、クメさんだが、昨年末に脱皮潜りに入ったまま、いまだに姿を見せない。
昨年の夏前くらいから様子がおかしかったから、みーばい亭店主としての経験に基いた観測ではまずダメだろう。
飼育下で7年、飼育個体としては早逝とはいえないまでも天寿を全うしたとは言い難い微妙な年数である。
それでも、たった1匹とはいえ次代に命を繋いだのだから、歴史上飼育されたすべてのオカヤドカリの中では、少しだけ意義のある「生」だったと思いたい。
コメント (4)

ブログ村 リンクバナー

にほんブログ村 酒ブログ 家飲みへ
にほんブログ村 観賞魚ブログ ヤドカリへ
にほんブログ村