みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

ワレカラと遊ぶ

2006-04-29 21:13:36 | 生き物の話
近頃、妙に忙しい。
勤め人の身としては結構なことなのだが、仕事嫌いの私としては少々複雑。
で、海に出かけた。
現実逃避である。
ダイビングをするわけでもなく、磯採集をするわけでもなく、ただぼんやりと海岸で時間を過ごす。
ガーデニング用の流木を探し、オカヤドカリ用の貝殻を拾い、弁当を食ったら、後はワレカラと遊ぶだけ。
最高に自由で贅沢な休日である。

ワレカラ。
万葉集にも歌われているお馴染みの生き物だ。
知らない日本人は恥入ればそれでよい。
私は昔、メアドやHNに「warekara」を、使っていたくらいだから、嫌いな生き物ではない。
あの、ヘコヘコ歩きはずっと見ていても飽きないし、後足(?)で立ち上がってバンザイしたり、前足(?)を摺り合わせて拝んだり・・とにかく面白い!
出来ることなら連れ帰って水槽に入れたいのだが、飼育するには新鮮な海水を循環させて、まず褐藻を繁茂させることから始めなければならない。
水族館レベルの設備が必要になるだろう。
1㎝にも満たない甲殻類を飼育するのにだ。
海は広くて大きいが、人間は小さくて非力だ。
メタハラやプロテインスキマーや紫外線ランプなどと言った、思いっきり不自然な器材を使い、大量のエネルギーを消費して一時的に維持された「自然の海を再現した水槽」を、眺めている連中は幸せなのだろうか?
働けど働けど一向に楽にならない暮らしだが、へらへらと海辺でワレカラと戯れるだけの休日を楽しめる我は幸せである。


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クリル

2006-04-26 22:11:38 | 生き物の話
「未来の食べ物」。
1970年代、子供向けの学習雑誌にそう書かれていた生き物がいる。
オキアミだ。
南氷洋に産し、その資源は無尽蔵だと言われていた。
実際、地球最大の生物シロナガスクジラは、オキアミだけを食べてその巨体を維持している・・らしい(あくまで子供向け雑誌の記述)。
21世紀の人類は、オキアミハンバーグやオキアミコロッケを毎日食べているはずだった・・。
未来予想などそんな物だ。
学者より、20世紀中期のSF漫画の方がよほど正しく未来を予見している(TOYOTA製のスピードメーターを付けた宇宙船は実現していないが(笑))。
で、21世紀の今、人類を救う究極の食材は、安物のかき揚げに混ざっている程度。
そのほとんどは、釣り餌、あるいはペットフードとして消費されている。

さて、ここからが本題。
我が家でも、ヤドカリや魚を飼っているので、乾燥オキアミ(クリル)は常備している。
今までヒ○リ製の製品を使っていたのだが、これはサクラエビかジバエビの様に、細かくてパリパリに乾いていて、沈めるのに一苦労する。
おまけに、ほとんど殻ばかりで、戻してもふやけた干しエビにしかならない。
他社のクリルを知らなかったので、クリルとはこう言うものだと思い込んでいた。
ところが今回、たまたま店頭にヒ○リ製の物がなかったので、テ○ラ製を買ってみて踊った・・いや、驚いた。
まず色が違う。
ヒ○リ製は薄茶色の、いわゆるシバエビ?色。
それにひきかえ、テ○ラ製は紅白斑の茹でエビ色だ。
大きさも3倍くらいあって、肉もしっかり詰まっているので、海水で戻すと生の肉感が復活する。
しかも、水を含むとすぐに沈むので、ヤドカリたちも興奮気味に貪っている。
ためしにオカヤドカリにも与えてみたが、マイペースの奴らにして異例の食い付きを見せた。
うーん、これは美味そうだ。

今、目の前のクリルを食べてみたい欲求と、激しく戦っている。
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土の匂い

2006-04-23 20:22:08 | 日々の戯れ
庭に面した窓を開け放つと、土の匂いがする。
堆肥をたっぷりと漉き込んだ土の匂い。
生き物たちの醸し出す命の匂いだ。
手のひらを当ててみるとほんのりと温かい。
少し掘ってみるとミミズやヤスデの赤ちゃんが蠢いている。
ふかふかの軟らかい土の匂い。
黄昏時の風に乗って、裏山から新芽や花の匂いも漂ってくる。
そんな匂いを鼻腔いっぱいに吸い込みながらビールを飲む。
休日の小さな幸せだ。
そう言えば、近頃休日を我が家で過ごすことが多くなった。
それも悪くない。
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潮干狩り

2006-04-15 23:20:12 | 新・ほろ酔いキッチン
潮干狩りに行ってきた。
この週末、近畿地方は低気圧の接近で、荒れ模様の天気になるのは承知の上。
衰えたとはいえ、元々はダイバーだ。
極寒の海に5mmのウエットスーツで飛び込んでいた頃を思えば、雨くらい大した問題ではない(ちょっと強がり
で、アサリ狙いで掘りはじめたのだが、程なく断念(今年は豊漁とちゃうんかい)。
沖合いに移動して、バカガイ狙いに方針転換。
大物は漁船に掻き採られた様だが、中ぶりの物なら結構見つかる。
夫婦ふたりで食べるなら20個もあれば充分なのだが、欲張って40個GET!
開けば泥だらけの、まさにバカガイなのだが、きちんと下処理をすれば、江戸前の高級食材「青柳」である。
おまけに、小物の方が味は良い。
帰宅して、ビールを飲みながら1時間掛けて下ごしらえ。
舌(脚)は刺身に、ヒモはてっぱい(ヌタ)にする。
酒はもちろん「八海山」。
これ以上語ることない・・。と、言いつつしつこく語る。
食べ残しの青柳を竹串に刺し、醤油をつけて軽く炙る!
これで、酒がさらに2合。
我ハ幸福ナリ。
しかし、画像はアジである。
潮干狩りやのになんでやねん?と、思われるかもしれないが、実はこれも本日の獲物なのだ。
おそらく引き潮に取り残されたのだろうが、浅瀬でのたっくていたのを手づかみしたのだ。
こういうこともあるから、海は面白い。
これがまた、丸々と太った根付きのキンアジ。
刺身で喰えば美味いのだろうが、夫婦ふたりで食べるにはサイズが心もとない。
で、丁寧にうろことゼイゴをとってワタを抜き、代わりに庭からむしってきた香草
を何種類か詰め込んでオリーブオイルでカリッと焼いた。
これがまた絶品!
まあ、でも潮干狩りでアジを獲るなんて、二度とないだろうなぁ。
ちなみに妻は、手づかみでクルマエビを捕まえた
こちらは少々サイズか小さかったので、来年の再会を約束して放流した。
再会が楽しみである。

※アジの下に写っている細長い物体は「マテガイ」です。
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レンギョウ

2006-04-02 20:11:32 | 日々の戯れ
春といえば花、花といえば桜。
日本人なら当然の連想だ。
が、桜から受けるイメージは寒い。
寒さに震えながら夜桜見物をした経験は誰にでもあるだろうし、あのはっきりしない桜色も寒々しい。
だいたい、真冬よりはマシとはいえ、この季節はまだまだ寒いのだ。
現に私は今フリースを着こんでパソコンに向かっている。
しかしせっかくの春なのだ。
この季節に愛でる花くらいは、思いっ切り暖色系が良い。
で、昨年、玄関脇にレンギョウを植えた。
そしてこの春、期待通りに華々しく咲いてくれた。
ご近所を見まわすと、咲いているのは梅にせいぜい白モクレンくらいだ。
我が家の黄色はなんとも浮き上がっている。
能舞台に乱入したフィリピンパブのダンサーみたいなものだ。
ま、でも良いではないか、春なのだから。
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