この所ずっと150気圧の軽タンを愛用していたのだが、ちょいとワケありで、今シーズンは200気圧のスチール・タンクを使っている。
シーズン初めは、さすがにキツかったが、ようやく体に馴染んできたようだ。
加齢で衰えはじめた身体を鍛え直すにはちょうどいいかもしれない。
エアに余裕が出来たので、久しぶりに深場の砂地に入って出会ったのが、画像のハナギンチャク。
実は私が初めてここまで潜った20年前にも同じ場所に咲いていたのだ。
「ハナギンチャク」という生物の生態を慮ると、同一個体だと考えて間違いないだろう。(ちなみに20年前にポジ・フィルムで撮った写真をこちらの記事の下の方に使っているので参照いただきたい。)
海から上がって、超ベテランの先輩(師匠?)にその話をしたら、少なくとも25年前には、すでに咲いていたとか。
いったい、ハナギンチャクという腔腸動物は何年生きるのだろう?
私は性格上、面倒を呼び込みやすいようなので、できるだけ淡白に生きるように心がけているのだが、長年同じ場所で遊んでいると、色々と柵が出来てくるようで・・・。
このハナギンチャクの寿命が尽きるのが先か、私のダイバー生命(命そのもの?)が尽きるのが先か・・・。
まだまだ、この海に潜り続けないと!