みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

2017年 大晦日

2017-12-31 12:18:03 | 日々の戯れ

ただいまお煮しめ進行中。

棒鱈、数の子、海老芋、鯛子、慈姑・・・。
普段でも手の出ない高級食材が年末価格でさらに恐ろしいことになっているので、料理に気ぃつかうこと気ぃつかうこと。
鯛子は弾けないようにガーゼに包んでそうろとそうろと鍋に入れ、棒鱈は崩さないように軟らかいプラスチックのフライ返しで慎重に慎重に扱い、数の子も砕けないように爪を立てずにゆっくりゆっくり薄皮をむき・・・、ああ~緊張する!

芋俸は何とか炊きあがったし数の子は漬け込んだし、あとは煮しめを仕上げてたたきごんぼに取り掛かってだて巻きにきんとんにごまめ・・、今年中に蕎麦までたどりつけるのかな?

というわけで、ばたばたしながらのご挨拶で恐縮ですが、今年も一年みーばい亭サイト並びにブログをご愛顧いただきましてありがとうございました。
来る年も、よろしくお願いいたします!

さて、2017年最後を飾るのは目力強力なこのヤドカリ。

何かと不穏なこのご時世、不埒な輩に睨みを利かせてやってくださいな。
睨んで世の中変われば世話ないですがね(^^;

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アカルイ水槽

2017-12-24 11:41:38 | 生き物の話

しつこいようだが年末である。
年末だから善良な小市民は家中の電球を交換しないといけない。
で、そろそろウワサのLED電球に交換しようかと思ったのだけど、家中の照明機器全部を一気に交換すると、かなりの出費になるので断念。
というわけで、まだ当分は蛍光灯暮らしの続くみーばい亭なのだ(貧笑)

ま、それはそれとして、磯水槽である。
セレブ(うそ)な海水水槽だから当然上部照明を設置しているのだけど、これの電球もそろそろ交換時期・・と言うよりも10年以上使ってるから、本体も朽ちかけて錆だらけになっている。
海水だから安全性の問題もあるし、部屋の照明を断念した分で思い切って新調してやるかと、ショップに出かけてみたら、こちらも時代はすっかりLED。
旧式の蛍光灯タイプの倍以上の値段が付いていたけど、この際だからと大奮発!
いそいそと帰宅し箱を開けてびっくり。
薄い!
上部ろ過槽と見まがうような蛍光灯タイプの照明器具とは大きいの小さいのという次元を超越した別物である。

で、点灯してみて二度びっくり。
あ、明るい!
まるで真夏の晴天の正午の古座間味の水深50㎝の表層ではないか。
今にも目の前をマルコバンが横切っていきそうなビジュアルである!
これは日本海じゃない!
長年掛けて育ててきた日本海詫び寂び水槽がぁ・・と嘆いたところで、換えてしまったものはしょうがない。
まあ、そのうち馴染むやろ。というわけで、コシオリエビのレッド・アイもぱっちり!

クロシマホンヤドカリのゼブラ柄もくっきり!

ヨモギホンヤドカリのバンドとマニキュアもはっきり!

そして誰よりもLED電球の恩恵を受けたのが限りなく透明に近いスジエビモドキたち。

明るい照明で透明感さらにアップ!

飼い主に先駆けて文明が開化した磯水槽の住人たち。
感謝して、もっと愛想ふりまきなさいよ。

それにしても、こんだけ水がクリアなら、年末恒例の換水は必要ないかな(^^;
お、飼い主にも文明の恩恵が(笑)

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ももんじあかにく

2017-12-23 22:56:11 | 新・ほろ酔いキッチン

師走も押し詰まってきたけど、さしせまった用事は残った花柚の収穫なんかの庭仕事くらいで、比較的穏やかな休日。
堆肥を掻き混ぜつつ、物欲しげに裏山を眺めていてもそうそう肉が落ちてくるわけもなく、シジュウカラやメジロやヤマガラがにぎやかに通り過ぎて行くばかり。
さて、夕餉はどうしようかな?
と考えていたら、それは海からやってきた!
というわけで、ももんじシリーズ第3弾。
今週のももんじはナガスのアカニク。
ももんじ(獣肉)と、いうには微妙やけどね(笑)
まあ、今時・・というか、昔っからやけど、鯨肉は冷凍ブロックでしか手に入らないから季節感はないんやけど、なんとなく冬のイメージがあるのは無くてはならない相方「水菜」の旬が今頃やから。
で、もちろん今宵は「はりはり鍋」。

話は逸れるけど、某国民的素人レシピサイトに、「水菜のはりはり鍋」というのがあって笑ってしまった。
この分やと「牛肉のビーフシチュー」とか「ふぐのてっちり」なんてのもあるかもね。
御用とお急ぎでない方はぜひ探してみて下され(爆)

それはともかくとして・・・
はりはり鍋である。

酒と薄口で仕立てた出汁に黒胡椒をたっぷり挽きこむのがみーばい亭風。
アカニクはそのままだと出汁が血アクだらけになるので、片栗粉をまぶして下茹でしておく。
これを水菜と一緒にさっと出汁に潜らせてパクっ!

鯨の滋味  ジワ~!
水菜の爽味 シャキッ!
黒胡椒   ピリッ!
すかさず流し込むのは、先日開栓して馴染ませておいた「琵琶の長寿」の純米酒。

すっきりとしたまっすぐな旨みの純米酒が、それぞれの味を等間隔な平行線に整えて、どこまでも続く清々しさを感じさせてくれる。
(※個人の感想です)

ところで、はりはり鍋は古来よりはりはり鍋であって鯨鍋とは言わない。
つまり、主役ははりはりした青菜、つまり水菜であって鯨肉はあくまで脇役。
近頃は年中スーパーに並んでいる水菜だけど、水耕栽培と思しき味も香りも薄い「サラダ水菜」や、早植えしすぎて薹立ちしたばりばりの婆水菜なんかが多くて、いいかげん辟易する。
きちんと畑で育った野菜を旬に味わう。
こんな、当たり前のことが贅沢になってきたんやね。
庶民のアカニクも、今や牛肉並みの値やし。

昭和は遠くなりにけり・・・
って、別に懐かしくないか・・。
化学肥料、農薬使いまくりで、傍若無人に乱獲しまくりの時代やったし。
そう、今の隣国みたいにね(苦笑)

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ももんじぼたん

2017-12-16 21:00:46 | 新・ほろ酔いキッチン

朝からファースト・オーダーとの戦闘で疲れきり、晩飯はガッツリと力のつくもんがいいなぁ・・と、思いながら見上げた裏山から独特の香りを纏ってはらはらとぼたんが舞い降りてきた。肉塊どーん!
さっそく薄く切り分けていそいそと鍋の準備。
豚肉と鰹出汁を合わせるのは沖縄料理の定番だけど、ご先祖筋に当る猪肉と鰹出汁の相性もこれまた絶妙。
猪肉を鰹出汁でじっくり煮込んで白味噌で仕立てるのは地元の猟師さん直伝!
ここに酒粕でコクを加えるのがみーばい亭風。
合わせるのは旬の白菜と大根のみ。
名付けて「みーばい亭風白ぼたん鍋」!
この雅なぼたん鍋に娶わせるのはやはり雅な吟醸酒!
と、言いたいところだけど、熟成させて香りの落ち着いた吟醸酒では少し力負けしそうな気がする。
と、言うわけで元気な若酒「松の司  純米吟醸 楽 しぼりたて生」である!
少し空気に馴染ませるために、片口に移して薄手の猪口で香りと一緒にクイッと嚥下。
吟醸香は薄いけど猪の脂をすっきり流してくれる清らかさと若々しいキックが心地よく体を冷やしてくれる。
鹿肉はそうでもないけど、猪肉って物凄く体が熱くなるんよね。
今宵も暖房切って窓を開け放ってシャツ一枚で鍋つついてたしね。
それだけ精が強いんやろね。
そんな滋養がたっぷり溶けこんだ汁をうどんに絡めて締めにすすりこむ。
ますますヒートアップ!
みなぎるパワー!

よっしゃ、この勢いでレジスタンスを滅ぼして全銀河を征服するのじゃ!
・・って、そっち側やったんか?俺(^^;

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ももんじもみじ

2017-12-09 22:56:11 | 新・ほろ酔いキッチン

腕やら顔やら引っ掻き傷と刺し傷だらけになりながら裏庭の花柚を収穫し、洗って拭いて搾った果汁を、松野醬油をベースに、三河味醂、千鳥酢、枕崎の本枯節、それに利尻昆布を加えて一晩寝かせておいただし醤油と合わせて、自家製ポン酢仕込み完了。
あとは床下で1年寝かせて熟成を待つのみ。

残った皮と余った果汁はもちろん西洋甘露佃煮に。
まあ、ジャムともいうけど。
♪ In the city there's a thousand things Iwant to say to you!
などと、往年の名曲を口ずさみながら花柚の皮を刻み、煮込みと味付けはスイーツ大臣の凪さんに任せて、寒風吹きすさむ中、車を冬タイヤに交換。
久しぶりの肉体労働を終えて、ふと傍らをみると、裏山からはらはらと舞い落ちてきた もみじの・・
肉塊が、ど~んと1キログラム!
今年のもみじは大柄の雌鹿だったのでいつもより薄めに切り分けて、濁醪糟と味噌を合わせたみーばい亭特製の漬け床に漬けこんだのが三日前。
酵母ちゃんや乳酸菌ちゃんら目に見えない助っ人の粉骨砕身の働きで、筋までほろりとやわらかくなった鹿肉を、カンテキでさっと炙ってパクっ!
合わせる酒は、先週の蔵開きで仕入れてきた、お馴染み神聖のたれ口。野山を駆け回って鍛えぬいた筋肉の力強い滋味をがっちり受け止める力強さに加えて、今年は米が良かったとかで高価な吟醸酒の如き芳香を得て、まさに鬼に金棒、レレレのおじさんに竹ぼうきである。

今回は鹿肉がたっぷりあったんで、味噌糟漬けとは別に、お試し用に少しばかり濁醪糟だけで漬け込んでおいたのを、まずは岩塩と黒胡椒をで。
うん、悪くない。
悪くないんだけど・・・、本邦の酒には合わん。
管理人の主観で言えば、若い赤葡萄酒・・毎年11月頃に騒ぎになる、なんとかヌーボーなんかとの相性はいいんじゃないかな?
長年飲んでへんし知らんけど(^^;

で、続き。
濁醪糟漬けの鹿肉を、さっと炙って今度はポン酢でお試し。
ただのポン酢やありまへんで。
管理人が、顔やら腕やらに刺し傷、引っ掻き傷を無数に作って、文字通り血の滲む思いで収穫した花柚で仕込んだ27BYの自家製ポン酢!
はい、これは文句ございまへん。
美味しゅうございました。
今年仕込んだポン酢が熟成する頃にまた来いよ~、もみじちゃん。

というわけで、話のついでにご視聴くださいませ。
ポール・ウェラーが・・・若い! 


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師走のはじめ

2017-12-02 20:27:08 | 新・ほろ酔いキッチン

師走に入るや否や一発目の忘年会。
飲み放題コースを提供しているような居酒屋チェーンの酒や料理を美味いの不味いのと論じるほど無粋ではないけど、一献傾けたという充実感も満足感も全くないまま、気だるく寝過ごした休日の朝。
なんとかならんかね? 煙草とジャンクフードまみれの前時代的な宴会。
三増酒しか知らない味覚の未発達な昭和のおっさんかよ、おまえら。

などと、ぶつぶつ呟きながら水槽を覗き込むと・・・。
ホシゾラホンヤドカリの見事な脱皮殻。
そう言えば、そろそろ大潮やな。

コシオリエビのガラちゃんも珍しく表に出ているし、オカヤドカリ槽もカタカタ騒々しい。
しばらくは陸海ともに、にぎやかな宴が続きますか。

もちろん飼い主も今宵は口直しの宴ということで、笹搔きたっぷりのみーばい亭風鶏鍋。
野趣溢れる鶏鍋には土が薫る小野庄の地酒「こまち」。

ちょっと気分が立ち直ったところで、明日は伏見銘酒協同組合の蔵開き!
汲みたての新酒を味わって、正月用の吟醸酒と酒粕を仕入れて・・。
楽しみ楽しみ。

小身の宮仕えゆえ、居酒屋チェーン喫煙者同席忘年会からは逃れようもないけれど、我が家の食卓だけは清く正しく真っ直ぐにととのえて、誇り高く師走月を乗り切る所存であります!

青年・・じゃなくて、中年の主張(爆)

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