昨日は夜にかけ雨が激しく降ったため、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのはロバート・シンプソンの作品。
彼はウォリックシャーのレミントン・スパに1921年生まれ、
ハーバート・ハウエルズに和声学と対位法を学んだ。
BBCの音楽プロデューサーをつとめたりした。
交響曲第3番は、バーミンガム市交響楽団から委嘱され、
1962年に作曲し、作曲家のブライアンに献呈された。
ブライアンはそれにさかのぼること3年前に
交響曲第13番をシンプソンに献呈しているので、
その時のお返しということになるのだろう。
第一楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポは、
弦楽器の揺れ動く音型が神秘的であり、
金管楽器のトゥッティが力強く対照的で効果的である。
弦楽器や木管楽器の動きはニールセン風なところもあり、
また低音をきかせ鳴り響く金管楽器はブルックナー的であり、
そこがシンプソンらしいところなのかもしれない。
最後の金管楽器を中心に歯切れよく終わるのがいい。
第二楽章アダージョは、弦楽器中心にゆったり始まる。
その音楽はニールセン風の北欧的な部分を漂わせている。
鳥のさえずりを模倣したような木管楽器の響きが、
牧歌的であり、のどかな雰囲気をかもしながら、
最後は激しさを増しニールセンの交響曲第5番風に、
荒々しく、金管楽器が鳴り響きクライマックスを迎え、
突然静まり、クラリネットと弦楽器の静寂さの中で終わる。
昨日聴いたのはロバート・シンプソンの作品。
彼はウォリックシャーのレミントン・スパに1921年生まれ、
ハーバート・ハウエルズに和声学と対位法を学んだ。
BBCの音楽プロデューサーをつとめたりした。
交響曲第3番は、バーミンガム市交響楽団から委嘱され、
1962年に作曲し、作曲家のブライアンに献呈された。
ブライアンはそれにさかのぼること3年前に
交響曲第13番をシンプソンに献呈しているので、
その時のお返しということになるのだろう。
第一楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポは、
弦楽器の揺れ動く音型が神秘的であり、
金管楽器のトゥッティが力強く対照的で効果的である。
弦楽器や木管楽器の動きはニールセン風なところもあり、
また低音をきかせ鳴り響く金管楽器はブルックナー的であり、
そこがシンプソンらしいところなのかもしれない。
最後の金管楽器を中心に歯切れよく終わるのがいい。
第二楽章アダージョは、弦楽器中心にゆったり始まる。
その音楽はニールセン風の北欧的な部分を漂わせている。
鳥のさえずりを模倣したような木管楽器の響きが、
牧歌的であり、のどかな雰囲気をかもしながら、
最後は激しさを増しニールセンの交響曲第5番風に、
荒々しく、金管楽器が鳴り響きクライマックスを迎え、
突然静まり、クラリネットと弦楽器の静寂さの中で終わる。