Mars&Jupiter

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ベドルジーハ・スメタナの交響詩「ヴァレンシュタインの陣営」作品14を聴く

2011-06-08 05:20:57 | 古典~現代音楽チェコ編
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1824年生まれのスメタナの作品。
交響詩「ヴァレンシュタインの陣営」作品14は1859年に作曲された。
ヴァレンシュタインは30年戦争で活躍した傭兵隊長である。
この人物がボヘミア生まれであったことから、シラーの悲劇にある
第1部「ヴァレンシュタインの陣営」の序曲として作曲されたようだ。
今回聴いたCDは、テオドル・クチャル指揮、
ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
打楽器と金管楽器で荒々しく始まる冒頭に続き、
しばらく弦楽器中心に旋律が奏でられ、
トランペットなど金管楽器と打楽器が加わり華やかになる。
それが静まったあと木管楽器により民謡風の旋律が奏でられ、
独奏ヴァイオリンがそれを受け継ぎ、他の楽器が受け継いでいく。
その主題はやがて変形されながら展開されていく。
そして金管楽器中心に盛り上がってあと、
管楽器が再び主題を奏したあと、弦楽器のピチカートが奏される。
時々木管楽器がそれに絡みながら曲は進行して、
静まったところで、トランペットが吹奏したあと、
金管楽器による輝かしいファンファーレが続き、
再び木管楽器が主題を奏で、ファンファーレと主題が繰り返し奏される。
ファンファーレと主題が繰り返されながら盛り上がり、
金管楽器と打楽器中心に輝かしい勝利を感じさせる中で終わる。

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