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アントニオ・ロゼッティの交響曲ハ長調Kaul26を聴く

2014-10-28 06:28:48 | 古典~現代音楽チェコ編
ここのところ忙しくなかなかブログを書けずにいます。
今年の10月・11月は個人的にいろいろ忙しく、なかなか余裕がありません。
今回取り上げるのは、1750年生まれのチェコの作曲家、
ロゼッティが作曲した交響曲ハ長調Kaul26である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはゲオルク・マイス指揮、
ヴィルニウス・リトアニア室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章グラーヴェ-アレグロ・アッサイ-コメ・プレストは、
弦楽器とホルン、木管楽器により牧歌的な感じの序奏で始まる。
序奏が終わると主部に入り弦楽器による生き生きとした主題が奏でられ、
ホルンなども絡んでいき、もう一つの主題はモーツアルト風である。
主部は繰り返されたあと展開部に入り、主題が変形されていく。
再現部で主題が再び繰り返され、最後は穏やかに終わる。

第二楽章メヌエット:アレグレット・フレスコは、
優雅なメヌエット主題が繰り返されて始まる三部形式の楽章である。
二楽章にメヌエットを持って来るのは、珍しい構成である。
中間部のトリオはファゴットやオーボエなどが活躍して牧歌風である。
そのあと冒頭のメヌエット主題が繰り返されて終わる。
第三楽章アンダンテ・マ・アレグレットは、
弦楽器が穏やかな主題を奏でて始まる。
叙情的な部分を見せながら曲は進行し、
木管楽器やホルンもそれに絡んでいく。
主題が繰り返されながら、最後は颯爽とした感じで終わる。
第四楽章フィナーレ・アレグロ・モルトは、
弦楽器が明るく生き生きとした主題を軽快に奏でて始まる。
ホルンや木管楽器も絡みながら進行し、
主題はその後展開されていき、最後は力強く終わる。

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