Mars&Jupiter

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ホアン・デル・エンシーナの「もしあの方がそこにいたら?」を聴きながら、片倉町から三ツ沢下町まで歩く

2009-10-02 04:13:08 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日は片倉町から三ツ沢下町駅まで歩きました。
途中聴いたのは1468年生まれのエンシーナの作品。
彼は、スペインのサラマンカ付近に生まれた。
劇作家・詩人、音楽家として活動し、
多くのエクロガ(牧歌劇)を作曲し、
スペイン演劇の開祖とも呼ばれているようだ。
15世紀前半から16世紀初頭にかけて宮廷で歌われた世俗歌曲集である
『王宮の歌曲集』には68曲の作品が載せられているということである。
「もしあの方がそこにいたら?」の作曲年代の詳しいことは分からない。
今回聴いたCDは、ジョアン・キンバル&ロバート・ウィークメン指揮の
ピッファロ(ルネサンス・バンド)の演奏による。
「もしあの方がそこにいたら?(¿Si habrá en este baldrés?)」は、
ソプラノとアルトそしてテノール、バスのクルムホルンと、
ソプラノ・リコーダー、ギター、カスタネットにより演奏されている。
最初は、クルムホルン中心に素朴に奏されるが、
ギターとカスタネットが加わると華やかさが増し、
スペインらしい異国情緒あふれた感じとなる。
さらにリコーダーが加わり、情熱的に盛り上がって終わる。
コメント
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