Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

三枚町から西谷まで歩く、そしてフランシスコ・デ・ソトの第6旋法によるティエントを聴きながら

2009-10-27 22:31:37 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
今日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1500年頃に生まれたソトの作品。
彼はマドリードの宮廷で活躍したオルガン奏者兼作曲者で、
皇妃イサベルのもとで聖歌隊長兼室内楽長を務め、
その後カルロス5世、フェリペ皇子などのもとで務めた。
カベソンの親友でもあったようだ。

第6旋法によるティエントの作曲年代は分からないが、
エネストローサの編著により1557年に刊行された
「新式タブラチュアによる譜本」の中にこの曲が収められている。
今回聴いたCDは、ヘノベーバ・ガルベスのハープシコード演奏による。
ゆったりとしたテンポでハープシコードが奏でていく優雅な曲だ。
高音部と低音部の旋律が絡み合いながら曲は進行し、
華やかさをも感じさせるルネサンスらしい曲である。
コメント
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