昨日は星川駅から横浜まで歩きました。
昨日聴いたのはデュリュフレの「レクイエム」である。
デュリュフレは、1902年生まれの作曲家で、
作曲はデュカスに師事している。
オルガン奏者として欧米各地で演奏活動をし、
パリ音楽院では和声学の教授もつとめた。
演奏活動、教育活動の多忙さもあって、
彼が作曲活動の中で残した作品は少なく、
「レクイエム」は1947年に作曲されたのだが、
作品番号は9となっている。
「レクイエム」は静かで、情感あふれる曲である。
フォーレの「レクイエム」とともに、
現代の宗教作品の傑作とされているようだ。
フォーレの「レクイエム」との共通点も多く、
構成面ではフォーレが「怒りの日」を選ばず、
「われをときはなちたまえ」と「天国へ」が
新たに付け加えているところが同じである。
この曲の中で伴奏する楽器として、
オルガンの占める位置は大きく、存在感がある。
これはオルガン奏者として活躍していた経験が、
活かされているのだろうなという気がする。
冒頭の「イントロイトゥス」からして、
美しい旋律は、聴いていて穏やかな気持ちになる。
少年合唱団の声は天上の歌のように聴こえ、
「レクイエム」らしさが出ている。
演奏としては1961年録音の方が個人的には好きである。
亡き父を偲んで作曲されたこの曲は、
グレゴリオ聖歌を使用しているからか、
癒しの音楽となって、ゆっくりと心の中に沁みてくる。
昨日聴いたのはデュリュフレの「レクイエム」である。
デュリュフレは、1902年生まれの作曲家で、
作曲はデュカスに師事している。
オルガン奏者として欧米各地で演奏活動をし、
パリ音楽院では和声学の教授もつとめた。
演奏活動、教育活動の多忙さもあって、
彼が作曲活動の中で残した作品は少なく、
「レクイエム」は1947年に作曲されたのだが、
作品番号は9となっている。
「レクイエム」は静かで、情感あふれる曲である。
フォーレの「レクイエム」とともに、
現代の宗教作品の傑作とされているようだ。
フォーレの「レクイエム」との共通点も多く、
構成面ではフォーレが「怒りの日」を選ばず、
「われをときはなちたまえ」と「天国へ」が
新たに付け加えているところが同じである。
この曲の中で伴奏する楽器として、
オルガンの占める位置は大きく、存在感がある。
これはオルガン奏者として活躍していた経験が、
活かされているのだろうなという気がする。
冒頭の「イントロイトゥス」からして、
美しい旋律は、聴いていて穏やかな気持ちになる。
少年合唱団の声は天上の歌のように聴こえ、
「レクイエム」らしさが出ている。
演奏としては1961年録音の方が個人的には好きである。
亡き父を偲んで作曲されたこの曲は、
グレゴリオ聖歌を使用しているからか、
癒しの音楽となって、ゆっくりと心の中に沁みてくる。