議案調査

9月15日(金) 委員会質疑にむけて資料調査!

 昨日本会議質疑が終わりましたが、今日からは委員会質疑にむけての準備です。今日は、議会控え室で担当課へのヒアリング。

 所管の福祉企業委員会には、障害者自立支援法関連の条例が提案されているため、準備も大変です。昨年度までの「支援費制度」から「自立支援制度」へとサービス体系と内容がこの4月に大きく再編された上に、8月末には国の担当主幹課長会議でいくつもの修正点が指示され、制度変更の詳細を理解するだけでも大変です。8月末の厚生労働省の「見なおし変更点」の資料をインターネットでダウンロードするだけで1時間近くかかりました。

 これほど難解な制度を障害当事者や家族に理解を求めること自体が至難の業。しかも、10月からのサービス支給の前提となる障害区分認定も大幅に遅れ、高槻市でも対象者約900人の内、認定が終わったのは1/3です。国は、区分認定が10月に終わらないことを前提に、「みなし区分認定」でのサービス提供を指示しました。

 4月制度発足から半年も立たない間の「見直し」に次ぐ「見直し」。元はといえば、障害者福祉の財源確保を至上命題に、「自立と共生の社会実現?」と銘打って作られた「自立支援法」ですが、資料を読みこなせば読みこなすほど、怒りがわいてきます。

 一日も早い「法」の見直しがなされなければ、地方自治体はもちろん福祉の現場は混乱が広がるばかりです。 

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