21世紀の国家像

9月1日(金)　安倍晋三氏の政権構想は日本をどこに導くのか！

　ポスト小泉の最有力といわれる安倍晋三氏が今日正式に出馬表明し、政権構想「「美しい国、日本」を示しました。

　構想は、戦後レジーム（体制）からの「新たな船出」を強調し、「21世紀の日本の国家像にふさわしい新憲法の制定」「教育の抜本的改革」「主張する外交で強い日本、頼れる日本をつくる」等、強烈なナショナリズムが特徴です。

　私は、60年安保の次の世代ですが、安倍氏のこれまでの外交姿勢や構想骨子を見ながら、東条内閣で入閣し、戦後、A級戦犯容疑者から日米条約改定時に総理大臣にのぼりつめていた岸信介の血脈・系譜を思い起こしました。

　民主党も同じ9月に代表選挙が行われますが、今のままでは小沢一郎代表の無投票当選が濃厚です。国内の閉塞感を強い外交で外に向けるのではなく、諸外国との対話を通して「21世紀を平和の世紀」にする姿勢を対抗軸として明確に示すべきです。

　さて今日は、午前中、市民相談2件。午後からは事務所で「しげるNOW」9月号の原稿を仕上げました。

　夜、パソコンの着信メールをチェックしていると同僚のF議員からのメール。「8月30日のホームページ紹介記事中、F議員の『いきいき日誌』が『いきき日誌』」になっている」「議会告示日9月4日は9月5日の誤りでは？」との指摘をいただきました。早速、訂正しておきました。ご指摘ありがとうございました。