そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

実に下らん下品な維新の党の内紛劇、知る必要もない

2015-10-27 | 維新の会
日本維新の党が大阪系の国会議員と地方議員を、160名以上を除名した。除名された大阪系といわれる集団が、臨時党大会を開き維新の党の解党を宣言した。国会に沢山いる維新の党の議員たちはどうするのか知らないが、代表は任期を終えているとやらである。おまけに規約を無視した除名と、大阪系の連中が主張している。大阪維新の党を立党すると言っているようである。
そもそも、大阪府知事市長のダブル選挙で、橋下徹は政界を引退すると宣言している。政界を引退すると言っていたこの男の我儘が、ことの発端である。この男はもうすでに維新の党を離党している。党に対しては何の資格もないこの男が、東京の国会議員たちを、汚い言葉でなじりはじめた。
国会議員たちは大阪から届く解党届を受理しないように総務省にお願いする羽目になっている。大阪が党の通帳を持っていて、解党によって残金は国庫に返納するということである。政治の世界の内紛はいつも醜いものである。今回も例外ではないが、全く意味不明の、除名と解党と立党である。
橋下の大阪が東京に後れをとっているという思い込みがすべての出発点である。大阪都構想も今回の疑似東西対抗劇も同じである。大阪都構想は瓦解したはずであったが、また持ち出している。いずれ政界引退宣言をした橋下であるが、復活してくることであろう。出なければこんなくだらない内紛劇をやるわけがない。
いずれにしても、野党のぐらつきは与党を利するだけである。せっかく共産党が綱領を横に置いてまで、安保関連法(戦争法)の廃棄を訴えているのであるが、野党の一部のごたごたが水を差すことになっている。
それが、橋下の狙いともいえる。安倍晋三・菅善と橋下徹・松下一郎の蜜月関係は知られているところである。いずれ橋下たちは、公明党に代わる与党の席を狙っているのである。
それにしてもなんと下品な橋下とその一派であろうか。政治家に品格を求めるのが無理な時代なのかも知れないが、実に下らん維新の党の内紛劇である。こんな喧嘩大好き男とその集団が国政を担うことなどあってはならない。実に下らん。
コメント (1)
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