そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

憲法学者の声も、先輩の声も、若者の声も聞けない安倍晋三

2015-06-15 | 集団的自衛権
若者たちの呼びかけで昨日(6月14日)に渋谷で、安全保障法案反対のデモがあった。主催者発表で2万5000人の参加者の自主的デモを、NHKは報道しなかった。上の写真はクリックすると大きくなります。
デモを呼びかけた主催者のSEAIDs(「自由と民主主義のための学生緊急行動(Students Emergency Action for Liberal Democracy – s)の二日前の集会の若者たちの声は、やや不慣れではあるが真摯である。

NHKはこれほど大きな足下で行われたデモを、その日のニュースで全くなぜ報道しなかった。同じデモの香港の民主化は、反中の風潮を煽るような内容で報道された。北朝鮮拉致被害者の集会と、その後のデモもちゃんと報道している。このところの政権寄りの姿勢が反映されたのではないかと思われる。澁谷デモの特徴は若者が、自らの未来と民主主義に対する懸念を表明したものだと言える。安倍政権の法案提出後の対応の若者たちが頼もしい。
主催者の彼が言った、「私たちは30年後に、100年間この国は戦争しなかったという、祝いの鐘をここで鳴らしたい」と言ったのが印象的である。この言葉をとても頼もしく受け止めた。
マザーテレサは、「愛の反対は憎しみではない。無関心である」と言った。彼女の言葉を引用すれば、民主主義の反対はファシズムではない。無関心である。戦争法案に関心を示した若者たちを高く評価したい。

現役を引退した人の声は聞かないとすげなく菅官房長官は言ったが、この日は政界引退表明している(?)橋下徹には何やらご意見を聞いたようである。
安倍晋三は、憲法学者の声も先輩の声も若者の声も聞かないのである。
コメント (2)
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