田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

カリフォルニア・ダウン(San Andreas)

2015年10月08日 07時22分11秒 | 日記

 「ワイルド・スピード」シリーズや「G.I.ジョー」「ヘラクレス」などでアクションスターとして活躍するドウェイン・ジョンソンが屈強なレスキュー隊員を演じ、巨大地震と津波による未曽有の被害から人々を救うため奔走する姿を描くディザスターパニック大作。米カリフォルニア州の太平洋岸に1300キロにわたってのびるサン・アンドレアス断層が横ずれし、巨大地震を引き起こした。ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスと大都市が相次いで壊滅するなか、ヘリコプターを使った高度上空での任務を専門とするレスキュー隊員が、愛する娘と被害にあった人々を救うため駆けめぐる。(映画.comより)

 

 

 冒頭から大活躍のレスキュー隊員。率いるはロック様ことドウェイン・ジョンソン。さすがの活躍で若い女性を助け出します。

そして画面は変わって、災害を専門に研究する大学教授ポール・ジアマッティとその右腕のアジア人助手がなにか大きな兆候を見つける場面。「これを突きとめるとすべての災害は予知できるかも」と、意気揚々です。しかし!まさにその技術が、予想を越える災害を示しているではありませんか!

そんななか、ネバダ州で巨大地震が発生。続けてカリフォルニア州に激震が。当然大津波を伴います。元来皆を助けるレスキュー隊員のドウェインですが、今回ばかりは家族を優先です。上司からも許可が下りてます。

一方、大学教授もその知名度と人気女性テレビレポーターをフル活躍させて、国民のみんなに逃げるよう警告します。

お話は単純です。これだけの災害だとどのみちどうにもならないのかもしれませんが、職務より家族を優先させる(そして主人公家族だけは助かって生き残る)主人公、仕事優先で家庭を顧みなかったために離婚された元妻との愛情の復活、なぜか富豪の(妻の)再婚相手、そしてやっぱり身勝手だった再婚相手、教授の警告のおかげで最小限で済んだ人的被害、最後は「よかったね~」と皆が言う大団円。理解するも何もありません。

しかし、映像は大したものでした。本当に怖かった。この映像を真剣に見せたかったがために、余計なことに頭を使わなくていいよう、どこかで聞いたような話ばかりを繋いだのでしょう。いや、本当に怖かった。なるほど日本で延期になるはずです。

実際にここまでのことが起きたら、私の世代はもういいんで、若い体力のある人に生き残ってもらって、地球を再建してもらうしかないですね。

ドウェインはさすがの存在感。どうころんでも「いい人」感が漂います。それに、本当に強い!私の中では、ヴィン・ディーゼルと互角ですね。強い人はいっぱいいますが、映画のイメージでね、あくまで。

先述したように、映像を見る映画です。怖くない人は、どうぞ。

コメント
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