「治療方針」のお話の最後になります。
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治療方針というと「どのような治療をするか」ということだけを考えがちですが、「何
もしない」という選択肢もその中に含まれています。
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治療してもうまくいかない可能性が高い場合や、もう少し後になってから治療をし
た方がよい場合、などがそれにあたります。
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例えば、現在は忙しいけれども1、2年後に時間がとれるような場合、すぐに治療
を始めるよりも良い結果が得られることがあります。本格的な治療を始めるまで
は、現状の歯が悪くならないようにする治療にとどめます。
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良い治療をするためには、適切な治療時期も考慮する必要があります。