現在、2年ぶりに区の健診事業に参加しています。
目黒区の保健センターで2歳児健診を担当しています。
以前は3歳児検診を担当していました。
2歳児は3歳児に比べて大変なのかな、と思っていたのですが
意外な感想があります。
3歳児よりも2歳児の方が泣かないし、嫌がらない傾向にあります。
2歳児の方がイヤイヤと抵抗する子が多いのかな、思って
いたのですが意外にもおとなしく健診させてくれる子が多い
のです。
3歳児の方が知恵がついていて、何をされるかわからない
恐怖心があるのかもしれません。
「お口の中をみるだけだからねー。」という白衣を着た人の
言葉が信じられないのかもしれません。
一つ思うのは、3歳児には医科や歯科で痛い思い(注射や
歯を削るなど)をしていてまた痛い思いをするのではないか
と感じている子がいることです。
その記憶が残っていて白衣恐怖症になっているのかもしれません。
予防接種の注射は仕方がないとして、歯を削ることは何としても
避けたいことです。
もちろん、そのためには虫歯をつくらないことです。
虫歯のない子はいつも歯医者では歯の検診だけなので、
恐怖心はありません。
その子にとって歯医者とは
「口の中をみて歯磨きをしてくれるところ」
なのです。
そうすれば歯医者に行くことも、白衣の人に口の中を
みせることに不安がなくなります。
それが虫歯のない永久歯列につながります。
子供の頃から歯医者で定期検診をするようにしましょう。