口の中全体を撮影するレントゲンがパノラマX線です。
パノラマは普通のカメラにもある設定ですね。
デジタルになるととても見やすくなります。
口の中全体を診断できるレントゲン撮影なのですが、患者さんには何が何だかわからないかもしれません。
アナログ時代はこの状態で説明していました。
デジタルだと拡大することができます。もちろんレントゲンの濃度を変えるのも自由自在です。
さらに拡大します。拡大しても画像のレベルは落ちません。
ここまで拡大すると患者さんにもはっきり伝えることができます。
親知らずがもぐっていて、その隣の歯に小さい虫歯があります。
歯の中に少し黒い部分があるのです。
今までよりも、わかりやすく説明できるようになりました。
撮影に必要な放射線量もアナログよりもずっと少なくなります。
デジカメを使うとアナログに戻れなくなるように、デジタルレントゲンの素晴らしさを噛みしめています。
小幡歯科医院