宗田哲男著「ケトン体が人類を救う」を読みました。
夏井睦先生の「炭水化物が人類を滅ぼす」の姉妹本です。
この本には世界で初めて発見された事柄が記されています。
その発見は江部先生が宗田先生に宛てた手紙から始まります。
江部先生がうすうす感じでいたある事実。
状況証拠からは確信を得ているが、証明できないある事柄。
それを江部先生は宗田先生に託します。
そして、宗田先生はついにその事実に到達してしまうのです。
ほとんどの医者が想像だにできなかった驚愕の事実。
事実は小説より奇なのです。
と、推理小説としても楽しめます。
私はどれくらい鳥肌が立つかで推理小説を評価するのですが、この本は前半だけでも鳥肌が立ちっぱなしでした。
面白くてためになる本です。