原始人と呼ばれようと親知らずがきちんと生えているのはよいことです。
きちんと生えている親知らずは抜く必要がないからです。
問題はきちんと生えていない親知らずです。
現代人は硬いものを噛むことが減ったので顎も小さくなってきています。
そのため親知らずが生えるスペースがなくなって、親知らずがきちんと生えない
ことが多くなってきました。
具体的には
親知らずが半分しか生えていない(半埋伏)
親知らずが曲がって生えていて隣の歯にぶつかっている(水平埋伏)
親知らずが顎の中にもぐったまま生えてこない(完全埋伏)
という状態があります。
ただ、きちんと生えていないというだけでは親知らずを抜く理由にはなりません。