啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「トチノキの果実」

2014-09-26 11:11:49 | 旅行
「トチノキ」 トチノキ科
 所要があり、稲敷、ポティロンの森へ行った。キバナコスモス、バラたちがお出迎え。のどかな牧場で、動物たちとのふれあい、森の体験(食体験、クラフト体験)など楽しみにして行ったのだが、平日でもあり、ほとんどが休業状態。それでも森の空気はさわやかで、心地よい。園内には、様々な樹木があり、なかでも、群を抜いて、高いトチノキは果実がたくさん実っていた。果実は球形。熟すと3列して、光沢のある赤褐色の種子がはぜる。これは、縄文時代から重要な食料で主食の一部。形は栗によく似ているが、味は苦く渋いので、アクを抜いて食べる。「栃餅」は有名。
 トチノキと同じ仲間でセイヨウトチノキがフランス語で「マロニエ」。パリの並木で有名。だいぶ古い話になるが、夏の盛り、マロニエの木陰でお茶したことが懐かしい。
コメント (2)
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