啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「アグー豚」と「お茶の花」

2012-11-16 11:15:49 | 里山

昨晩は、仕事を通じて知り合った先輩と2年ぶりでお目にかかり、ご馳走になってしまった。ご馳走の1品目が“アグー豚のしゃぶしゃぶ”。私は知らなかったが、有名なのだそうだ。アグー豚は沖縄県の琉球在来種で島豚とも呼ばれている。全身黒毛。性格は温和で粗食にも耐えられるのだそうだ。ただし、子の数が4,5頭と多くない。小型で脂身が多く肉の遼が取れないのが難点。ただし、肉質が軟らかく臭みが無い。脂肪は多いがコレステロールが在来の豚と比べ四分の一と少ない。おまけに、旨味成分が多く含まれている。

薄くスライスされたものをしゃぶしゃぶでいただくのだが、さっぱりとしており、大変美味しくいただいた。感謝!!!!。当家ご用達?の生協スーパーでは値の安い「アメリカンポーク」ぐらいしか置いてない。何処で手に入るのだろうか。

「お茶の花」が咲いていた。藤岡市西部の奥日野でもさらに人里離れた山の中の奈良山地区。狭い道路に沿って数軒の集落があるが、道沿いにお茶の木が植えられており、フンワリと優しく小さな白い花が可愛い。若芽を摘みお茶として飲むために植えたものだろうが、今では殆ど野生化している。昔は、お茶を買いに行くのも大変名山の中で、自分で作って楽しんでいたのだろう。今では買い物に出かけたほうが早い・・・・・。

「チャノキ(チャ=茶)」はツバキ科ツバキ属の常緑小低木。高さは手入れがされ、若芽を刈り込むので1メートル前後。手入れがされず野生化したものは2メートル程度になると言う。写真の木は手入れされているとは思えないが、高さは80センチほどだった。花期は10-11月。白い花は径が2センチほど。たくさんのオシベが付いた中央の黄色の部分とのバランスがよく、余計にフンワリと可愛く見える。