旅に出た。東海随一の紅葉と謳われる“香嵐渓”。ピークは過ぎていたが、その分紅葉吹雪の中に佇むと言う幸運にも恵まれまずまず。大勢の人が訪れていたが“老夫婦が2人で椛を拾っていたり“老いた母を車椅子に乗せ、3人の子等で押しているなど、元気でほほえましく、暖かい人の心を遊歩道を歩きながらあちこちで見かけた。
それに比べて・・・。毎朝、決まったように飛来するモズに“モッくん”の名をつけ、キムタクグッズを部屋に持ち込み“木村くん”とか呼びながら、一人でぶっ飛んでいる当家のカミさん。何なんだろう!!!???これも平和の証か!!!!!
「竹沼」は当ブログで一番多く登場する舞台。藤岡市の西にある周囲4・2キロの灌漑用ダム。1週間に2回は回る当家の散歩コース。ユウスゲなど一部植栽されたものもあるが、春のアマナや夏のヤマユリ、秋のハギやセンブリなど山野草の宝庫。夏には道脇のナラの木に集まって樹液を吸うオオムラサキをはじめ昆虫も多い。寒くなって、ここで冬を越すカモ類の数が増えたほか、啄木鳥やウグイスなど野鳥も多い。ワラビやタラの芽、栗やアケビもある。私にとっては、身近で気軽な自然観察の場所なのである。
昨日、紅葉は残っているが葉がだいぶ落ち、道は落ち葉で埋まっていた。ここでは、中高生のマラソン大会から、市民マラソン大会まで開かれるが、毎日散歩している人も多い。みな元気だ!!!
「フユノハナワラビ」はヤナヤスリ科ハナワラビ属の多年草。ネット上で見るとハナワラビ科としている書き込みもある。冬に向けワラビに似たシダ類らしい葉を出し、花のように見える“胞子葉”をつける。竹沼では堤防ぼ東側、駐車場の奥の所に自生している。
2年前、赤城山麓の赤城自然園で初めて見つけ「変わった草」と興味を持った。以外に何処にでも生えているようだが、地味な草だけに生えていても見逃してしまいそう。ナツノハナワラビやオオハナワラビなどの仲間もある。