啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「オドケ山」(1191M)から「西御荷鉾山」(1286M)+1

2012-11-15 09:04:22 | 低山歩き

昨日は冬型気候の厳しい天気予報。朝起きた時“風が強かったら中止”と決めていたが、意外と静かで予定通り7時過ぎに出発。目的は地は昨年から気に掛かっており、未だ登れていない“笹塒(ささとや)山”。走り出して10分ほど。烏川にかかる橋から見ると“薄っすらと白くなっている”のが見えた。近接する浅間隠山には雲。寒そうなので急遽Uターン。出がけに暖かそうに見えた?御荷鉾山に変えた。笹塒山は無名で少し藪漕ぎのあるという山。昨年から3回ほど行こうと思ったが、未だ行けてない山で妙に気になる。

「オドケ山」と「西御荷鉾山」は毎朝眺める山。カーテンを開け、その日の天気を確認する。昨朝も綺麗に見えていた。奥日野から会場を越え御荷鉾スーパー林道に入る。塩沢峠から歩こうと思ったが、何となくオドケ山ノ登山口まで来てしまう。紅葉は終わっているがナラの木など少し葉が残っており、陽光を浴び美しい。15分足らずで山頂。鹿の悲しそうな鳴き声が響いていた。


自宅から眺めると、先が尖った山に見えるが現場はノンビリと優しいお山。小さな祠が二つ置かれている。展望も殆ど得られない。誰一人おらず、明るい山の中は最高。ここから、西御荷鉾まで歩くことに決めた。スーパー林道に沿うように林の中を歩き、小ピークを2-3越えていくコース。

途中の何チャラの頭(1126M)から、最初に行く予定だった笹塒山と竜ヶ岳が並んで見える。「行っても良かったかな」と思うが、その隣の浅間隠山には寒そうな雲が掛かっており微妙。適度な?登りを歩き続けると駐車した場所から65分で山頂に着いた。山頂は時折強い東よりの風が吹くが静か。両神山を初め西上州の山々、北には赤城など展望が広がる。冬型の天候になりつつあるのだろう。浅間山はくもに包まれ、上信越国境の山々は黒い雲に覆われていた。コーヒーを沸かし、早めの昼食をとりノンビリと1時間過ごす。

帰路、駐車した場所近くの林道脇に“リンドウ”が咲いていた。写真では表現できないがカラマツの落葉が光を受けて神秘的。風が無いともっと輝くのだが・・・。

帰路に以前から気に掛かっていた“奈良山”に行ってみた。奈良山入り口の標識があるが、山の案内なのか集落の案内なのか判らなかった。細い道路の奥に7-8軒の集落。その先に行くと寂しい林道となり、更に進むと峠に差し掛かった。車を止め、周辺で一番高い山に行こうと思い、細い落ち葉の林道を歩く。山頂への道は無かったが、5-6分で最高点。此処を勝手に“奈良山”に決めた。ナラの木に覆われていた。