啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ツユクサ」

2012-11-28 10:30:38 | 山野草

久し振りにノンビリした朝。さぁブログに取り掛かろうかと思った矢先に甥っ子の来訪。相手をしているうちに、大論争に発展??企業グループの意味?社名ロゴの使い方?何だか訳のわからないテーマで激論。若者は元気だけではなく、口も達者だ。だが、負けないぞ!!!!

「ツユクサ」はツユクサ科ツユクサ属の1年草。道端や畑の端など日本中何処にでもある雑草。世界中にあるという。草丈は15-50センチ。茎の先のほうは直立するが、下部は横にも広がる。真っ青な青い花が印象的。未だ露の残る早朝から咲き、日が高くなる午後には萎んでしまう1日花。

花期は9-10月というが、近辺では11月半ばまで良く見かけた。花は1.5-2センチ。花弁は3枚あり、上側の2枚は鯉青色で大きい。下の1枚は白系だが、ほう葉の包まれほとんど見えないほど。

オシベが6本あり、そのうち2本が長く突き出し、先が上に反り返る。虫で受粉できないと雄シベと雌しべが巻き合って自家受粉するという。かなり強烈で元気な?草だ。

染色にも使われるが青い色を出すのではなく、色落ちが早いということで下絵を描くのに使われる。花の部分を乾燥させ下痢や解熱に紅葉のある生薬(鴨跖草=おうせきそう)になる。