啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

昆虫ではない、植物の「オケラ」

2012-11-01 08:51:35 | 山野草

「知ったかぶりするな!!」から「こんな漢字も知らないのか!!」”と叱られそうである。“私財を投じて”資材になっていた。「お宅のブログ誤字脱字は年中だよ」と言われればそれまでのことで、その都度反省しているのでありんすが・・・??。まッ・・大目に見てください。大目ってこれで良いのだろうか・・・。

「オケラ」はキク科オケラ属の多年草。茎は堅く直立しており、小さな木に見えるほど。草丈は30-100センチ。高崎自然歩道の山の上の碑から根小屋城址に向かう遊歩道脇に咲いていた。

花期は9-10月。キク科の仲間だけに花の付け根には総包があり緑色。糸状(管状?)の白く細い腺が集まった形で花冠を構成する。花径は2センチ足らず。

根茎はやや肥大化しており、乾燥させて薬用とする。利尿、解熱など多様な効用があるのだそうだ。若芽は茹でて食用にする。

ホソバオケラ、シナオケラなどの種がある。江戸時代にはホソバオケラを佐渡で栽培したと言い(yahoo!百科事典)、佐渡蒼朮や古立蒼朮と呼ばれた。利尿や強壮作用に効果があったのだそうだ。