啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「イワナシ」と「イワカガミ」

2012-06-27 08:37:02 | 高山植物

昨日、ブログの編集画面を開くと“アクセス・ランキング”に初めて「啄木鳥の詩」が18、521/1732、557と掲載されていた。6月25日から2万位ぐらいまで表示できるように強化されたようだ。開設してから2年。ランキング表示されるのはアクセス件数が上位の1万件程度とされていたので、訪問件数が1日当たり100件強の泡沫ブログがランキングされるのは無理と思い込んでいた。

正直なところ昨日の結果は嬉しい。ご覧いただいている皆さんの御支援の賜です。有難うございます。今後とも、たまに時間のあるときには覗いてください。誤字脱字を勉強するのに丁度良い・・という厳しいご指摘もありますよ!?

昨日と似たような訪問件数ながら、今日はもう表示外!!!“オサバグサ”と珍しい植物だっただけに期待したが・・残念至極!!似たような訪問件数のブログがゴチャゴチャしているのだろう。今日のテーマも私にとっては新鮮な「イワナシ」です。

「イワナシ」はツツジ科イワナシ属の常緑低木。帝釈山への登山道の脇。地面すれすれに小さな淡いピンク色の花が咲いている。単独の山歩きだったら見逃していたかもしれない。この辺はグループ登山の良いところで、先行している人が写真を撮っており「イワナシだ!!いやサルなし?」と騒いでいる。何人かいると詳しい人がおり、名前まで教えてもらえる。

茎には赤褐色の粗い毛が生えているといい、地上を這うように広がるという。葉は常緑でツツジというよりシャクナゲ(ツツジ科)ににている。花期は5-6月。花の部分は長さが1センチほど、鐘状で先端が5裂し径が7-8ミリの淡い赤色。実は最初緑色で、熟すと赤褐色になり、径が1センチほどの扁球。甘く、食べられるそうだ。

「イワカガミ」はイワウメ科イワカガミ属の常緑多年草。高山植物。田代山(湿原)ではピークは過ぎていたが、あちこちに見られた。葉の表面に光沢があり、岩場や湿地に多いことから名がついている。コーオオーヒメなど冠した仲間がある。トキの島の里山ではもっと大きいものをイワカガミと呼ぶ。桐生の鳴神山では田代山と同じ位の大きさのものをコイワカガミと呼んでいた。

コメント
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