散歩コースの竹沼。いつの間にか「スミレ」が咲いていた。数年前まで、スミレのことを気にかけることはなかった。昨年までは、春になればどこにでも咲いているものと思い込んでいた。花が少ない今の時期。“もうスミレが咲いている頃”と期待しながら探していたが、見つからなかった。
「スミレ」の種類を見分けるのは至難の業。調べ始めたら「亜種、変種まで含め300種類ぐらいある」とか。図鑑やネットの画像、見分け方の記事など見ても、花の形では区別できないし、最初にみつけた“葉の丸いタイプ”だけでもいっぱいある。食用になる種もいっぱいあった。
葉の丸い最初(写真)のタイプは「アオイスミレ」か「タチスボスミレ」に近い。理由は「春の里山などで一番早く咲く」というのがアオイスミレ。葉の形のほか、生育環境やタチスボを冠する種類が多いことなど。
堤防沿いの日当りの良い草むらに咲いていたのが“葉の細い”タイプのスミレ。スタンダードを意味しているのか判らないが、そのまま「スミレ」という種もある。「ノジスミレ」「アカネスミレ」なども同じような形をしており、見分けは難しい。