啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「キブシ」と「ツノハシバミ」

2011-03-22 08:47:06 | 山野草

※放射線・放射能の報道に厳格さと責任を!これでは「群馬の野菜まで全滅しかねない!」
 原発事故に関し、放射線が人体に与える影響を著名な大学教授、専門家など登場しテレビで解説している。ところが1、放送エリアと被災地の区別をしていない2、責任逃れ?による中途半端で無難な対応③3、ャスターはじめテレビ出演者の必要以上の悲惨な表情や同情ーなどで、不安を拡大するだけの結果になっていないか。広島大学か広島の放射線研究機関か専門病院で活躍する方の解説で「外に出て運動しないとか、野菜を食べないことなどによる影響の方が大きい」という趣旨の解説をしていた。私は、こちらを信じる。もちろん、人個々の判断で行動すべし。計測データを正確に発表することが重要。

散歩コースの竹沼(1周約4・2キロ)は桜の名所でもあるが、未だ蕾は固い。堤防下の畑よりも一足、春は遅れているが「キブシ」の花房が垂れ下がり、開花寸前。奇妙な姿をした「ツノハシバミ」の花房も咲き始めた。

「キブシ」はキブシ科の落葉低木。早春に一番を競って咲く花のひとつ。2月の末までは花芽か枝か区別がつかなかったが、いつのまにか蕾が膨らみ花目が垂れていた。淡い緑(黄)色の穂状の花をつける。果実を染料の原料の“五倍子(ふし)”の代用として使ったことから名が付いている。黄色のフジに見立てて“キフジ”とも呼ぶそうだ。



ちょっと奇妙な形をした花房は「ツノハシバミ」。ハシバミという名で実のほうは記憶していたが、おどろおどろしい形の花は、調べるまで知らなかった。先の尖った形の種子は食べられる。そのままでも食べられるといい、茶碗蒸しや煮物、すりつぶして和え物などに使うという。食用ナッツの“ヘーゼルナッツ”はセイヨウハシバミから採れると書いてあった。
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