啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

二月堂の「お水取り」

2011-03-06 09:54:10 | 旅行

奈良県の東大寺・二月堂で行われる“修二会”=“お水取り”の行事を観て感動した。今更、この行事の由来など説明しても仕方がない。バスのガイドさんに聞いてみたら「国の平和や人々の健康など祈って行われる・・」と言うような説明でした。まあ、いいか・・・

もう少し調べてみると・・本尊(十一面観音)様に対し、罪の懺悔や告白を行うことで、その結果としてガイドさんのはなすような帰結を願うと言うことのようだ。知らなかった。

撮影に使ったカメラは、昨年カミさんから「毎日遅くまで、よく働きました」と記念にいただいた、国宝級のカメラ。今回の旅行は同様に私から「仕事に、子育てに、家事に・・頑張ってくれました」のお礼。

懺悔する間もないくらいに一生懸命撮った写真だが、これを見た奥様曰く「二月堂が“火事”になったみたい!」と一言。約20分間のお水取りの行われている間に、30枚近い写真を撮ったが、無残な結果。三脚、ストロボ禁止のせい?撮影技術?それともカメラ?

翌日の午前中、二月堂にあがった。松明がかけ登った階段、十一面観音、火花が飛び交った舞台など昨晩の幻想的な場面を思い出しながら歩いた。

途中では、行(3月1日から2週間程続く)のための準備が進んでいた

駆けあがる階段の上り口には、今晩の行に使う松明10本(12日には11本を使う)が既に準備完了。本物だと言う。何と、激しく火花を散らす先の部分には、松ではなく“杉”の葉が括り付けられていた。

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