農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

これもコロナの余波

2020年05月17日 12時38分12秒 | 世間
  私共は土日に近くのスーパーに出かけ、ほぼ1週間分の買い物を済ませることが多い。
  これはコロナの影響からではなく昔からで、それも開店してすぐに行くのが常です。
  きのうも開店時間に合わせて行ってきました。 (要するに荷物運びをするため)
  カートを押しながらカミさんの後を付いていたら、鮮魚売り場の前であれっと・・
  私はスーパーで食料品を買うことはないので詳しくは分からないんですが・・これ
   安いんじゃないと思えたのが、刺し身用のブリでした。  カミさんに聞いたら
   あっそうだネ・・たまには贅沢して買っていこうか?
  さっそく買って、普段口にすることのできない一切れをおもむろに食べてみた。 
   上品な脂がほどよくどよく乗り、とってもおいしかったです。 そういえば先日
   だったか「夏ブリ異例の漁獲好調」との記事があったのを思い出した。 千葉県
   など太平洋側でよくとれているようだ・・。
  時ならぬ豊漁のめぐみに加えて、近ごろは、これまで値が張って手を出しにくかっ
   た魚介類も求めやすくなり、鮮魚の売り場は華やかさを増した感じでしょうか。
  新型のコロナウイルスの感染拡大で多人数の宴会が取りやめられ、さらには飲食店
   からの引き合いも減って、地域の普通の店舗でも扱えるようになったのだろう?

  聞けば、マダイは1サクが400円前後、煮付けにも刺し身にもできるキンメダイ
   が1尾1000円ほどだという。 ホンマグロだって背伸びすれば買えそう。
   漁業関係者は安値ゆえの苦境にあるに違いないと思う。 ならば、不漁で去年は
   なかなかお目にかかれなかったサンマやイカの分まで食べ、激減した需要を微力
   ながら下支えをしたいものだが、我が家にはチョッと大変かな?

  政府が先日、東京都・大阪府・京都府・北海道・埼玉・神奈川・千葉・兵庫を除く
   残りの39県の緊急事態宣言の解除が発表された。
  日常が着実に取り戻せれば、高級な魚介も本来行くべき場所へおさまるのだろう。
  解除後も密閉、密集、密接を避ける暮らしは続く。  
  でも、少しだけ密になった高級の魚さんたちとの仲は、なんとかこのままにしたい
   気がしないでもない・・。 疎遠になるのはちょっと寂しい・・な。