農業じゆう人

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緊急事態状態の延長・・

2020年05月04日 12時36分26秒 | 世間
  新型コロナウイルスの拡大阻止のために、緊急事態宣言が延長されることになった。
  種々の施策を見聞きしていると、傑作の背景にひそむ逸話を思った。
  休業の要請といったかなり強い措置に応じざろうえない企業や従業員にらに対して
   迅速かつ十分な手当てはなされているのだろうか。 営業の自由とか私権の制限
   など大上段の議論はともかくとして、中小や個人の事業者の方々の窮地がとりわ
   け気になる。 はっきりとした案を示すことはなく、窮地になるとその原因らは
   国民にあるのでは・・?というように感じとれてしまう。 なぜそう思うのか

   どうしたら社員がやりがいを持ち、成果をあげられるか。 今のデジタル時代の
    激しい競争に勝つために、たいていの企業が人事制度の見直しに知恵を絞って
    いる。 そのために上司と部下の面談を充実させたいという意見が多いという。
    それは部下との意思疎通を深め、疑問や不安の解消させ、いっそうにやる気を
    引き出させ目標達成等に導くことの第一歩だという。
   またその昔、映画界の巨匠が撮影時に突如こんなことを言ったそうだ。
    「あの家の2階がじゃまになるんだよな」。 天皇とまで呼ばれていた巨匠の
    意を受けたカメラマンが制作サイトに告げたのはロケの2日前だったそうだ。
    誘拐事件を描いた昭和の名画「天国と地獄」の撮影時のエピソードだという。
    「交渉してみます」。 担当者はそう返事をしたという。
    走行中の特急から、河原に立っている子どもの無事を確認する緊迫のシーン。
    「撮影は1日ですみます。2階を取り払わせてください」。 火急の頼みに住
    人は仰天したらしい。 だが「すみやかに原状に戻しますから」との説得に折
    れたという。 その後、この家を実際に手がけた大工さんを呼びキチンと修
    復させた、と当時の担当者が明らかにしているという。
   それは天下の巨匠の難題の数々を周囲が聞き入れ、動いたのは「まちがいなく
    傑作が生まれる」という信頼感だったのではないでしょうか。


  きょう緊急事態宣言が全国を対象に延長されることになったようだ。 
   新型コロナウイルス対策の「人との接触8割減」という目標も、到達には政府
   と国民の意思疎通がカギ
ではないだろうか。 首相が国民一人ひとりと面談を
   するわけにはいかないが、なぜ8割減が必要なのか、首相がよく口にする丁寧
   且つわかりやすい言葉で説明を行ってほしいものだ。 延長されることになり
   外出自粛などは正念場だ。 目標数字への納得感が大事になっている。
   8割減の取り組みも、政府からの一方通行では効果があがりにくいのでは・・。
   「3蜜」は厳禁だが、対話は密に願いたいものです。 

  そうでないと国や自治体のリーダーの呼びかけに対しても、市民はどれだけ共感
   を寄せるだろうか・・。 今からでも遅くはない。 遠からぬ将来に希望が持
   てる確かな言動がほしいものだ。 多くの国民の皆さんはきちんとした言動・
   方向性を示してくれることを望んでいるのではないでしょうか。