農業じゆう人

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この冬のインフルエンザ対策

2018年12月29日 12時52分28秒 | 健康
  今朝も結構寒かったが、きのうのように北風が弱かったぶん私共には助かりました。
  ウォーキングは勿論、きのうできなかった菜園の入り口の整備などができました。
        
         出入り口の整備          泥棒避けの杭打ち
   出入り口の整備は菜園の北側に看板を立てたため以前使っていたものが壊されたため。
   たまたま菜園の近くに家を建ててたので、大工さんに了解を得て廃材をいただいたため
    それらを使ってやり直したもの。 それと東側の杭もそれを使って立て直しするもの。
   作業中に近くの町工場の社長がやって来て“がんばるな~でも風邪をひかないようにと、
    俺は引いてしまって大変だ~”とマスク姿と鼻声で声をかけてきた。
   私は今のところ大丈夫・・〇〇は風邪引かないといいますが、そっちの方かもしれません。

  早くもインフルエンザの流行の兆しが始まったようです。 今年ももうそんな季節になりました。
  今年は新しい治療薬が出たり、これまで10代には制限されていた治療薬が使えるようになるなど
   治療の選択肢が広がっているようです。  予防法や治療の留意点は何なのか・・。

  例年11月末ごろから流行し始め、1月末から2月上旬にピークを迎えるインフルエンザ。
  日本臨床内科医会インフルエンザ研究班班長で河合内科医院(岐阜市)の“河合院長”は「今期の流行
   は例年より少し遅れるかも」とみていたがそうではなくなってきているようだと分析。
  流行に備え、まずはワクチンの接種をした方がいい。 「特に高齢者や呼吸器疾患などの持病が
   ある人は受けた方がよい」と順天堂大学大学院医科研究科感染制御科学/総合診療科の“上原准
   教授”は話しています。 今年のワクチンの供給量はほぼ需要を満たすとみられ、12月末まで  
   には接種を済ませるとよいでしょう。 (私なんぞは11月末前に接種しました)
  ワクチンはある程度発症を抑え、感染時の重症化を防ぐ効果があると言われています。
  「高齢者や持病のある人はインフルエンザ感染後に肺炎になりやすいので、肺炎球菌ワクチンも
   併せて受けるとよい」(上原准教授)

  インフルエンザの感染経路は2つ。 
   感染した人のくしゃみや咳などに含まれるウイルスを口や鼻から吸い込む飛沫感染と、ウイルス
    を含む飛沫などがついたものに触れた手などを介する接触感染の2つ。
   接触感染の最大の予防策は手洗いだ。「人ごみから戻ってきた時や、食事の前には必ず洗って」
    と上原准教授は勧めています。 日ごろから手で目や鼻、口を触らないように心掛けることも
    大切。 多数の人が触る‘つり革やドアノブなど’にはウイルスが付いている可能性があり、
    手から粘膜に運んで感染する恐れがあるからです。
   マスクも活用しよう。 「医療機関では診察時の飛沫感染予防策としてマスクを着ける。人混み
    での感染予防ある程度役立つ可能性がある」。 マスクには空気の乾燥で喉の粘膜の防御機能
    が低下するのを防ぐ効果もあるという。 マスクにはこまめに交換しましょう。
    室内の湿度は加湿器などで50~60%に保つとよい。

  インフルエンザに感染したらどう対応するか? 上原准教授は「日ごろ健康な人であれば、風邪薬
   や解熱剤を飲み、安静にするだけでもよい」と話す。 但し「乳幼児や高齢者、妊産婦、呼吸器
   や腎臓などに持病がある人は重症化の恐れがある」という。
   医療機関で抗インフルエンザ薬などによる治療を早めに受けましょう。

 抗インフルエンザ薬は現在、5種類ある。 
 今年3月には細胞内でウイルスの増殖を防ぐ新
 しいしくみの薬「ゾフルーザ」が登場した?
 これは体重10㌔㌘以上の人が使え、1回の服
 用で済むため飲み忘れを防げる。 既存の治療
 薬は、増えたウイルスが細胞から出るのを阻む
 ものだったという。
 医師は患者の年齢や持病、重症度などに基ずい
 て処方する薬を選ぶが、吸入できる人であれば
 内服薬か吸入薬かの希望を伝えることは可能。
 薬によって、服用回数や量、期間などが異なる
 ので、医師の指示に従って正しく服用すること
 が欠かせない。 使い方を間違えると効果が出
 ず、薬が効かない耐性ウイルスを作りだす恐れ
 もあるんだそうです。 

 抗インフルエンザ薬の副用に際し、高所からの飛び降りなど異常行動を心配する人も多くいるという。
 脳が興奮状態になって起こる異常行動は急激な高熱が一因とされており、10代の男性に多く見られる
 厚生労働省は8月、異常行動との関連性が疑われ10代への投与を原則中止としていた「タミフル」を
  再び認める通知を出した。 同省の専門家会議が、タミフルと異常行動の因果関係は明確ではないと
  判断した。 「10代の子供がインフルエンザで高熱を出している時は特に、薬の服用の有無にかか
  わらず見守ることが必要」と河合院長は助言しています。 その通りだと思います。 

   まずはインフルエンザにかからなよう、予防や注意を怠らないことが重要だと思います。