今年も早や残すところ10日。 そろそろ大掃除をせねばと考える季節ではないでしょうか。
掃除は面倒だと気乗りしない人も多いでしょうが、動作を意識して取り組みことで、体幹強化
などフィットネス効果が期待できるという・・。
残り少ない今年の冬、体を鍛えながら、大掃除を楽しみませんか!
ほうきやぞうきんを使う掃除は、日常的な活動にして全身運動ですよネ
体重60㌔㌘の人が約18分間フロア掃きをすると、消費エネルギーは63㌔㌍に達します。
同じ時間歩くのと比べて、1割多い消費量だといわれています。
漫然と取り組むのではなく、体の部位や道具の動かし方を意識しながら掃除することで、体
幹や肩、背中や腕などを鍛えることができるという?
ただ、寒い季節は筋肉の温度が低くなり、体が硬くなりやすい。 肩や腰を傷めないように
掃除の前にほうきを使ってウオーミングアップしましょう。
ほうきの柄を両手で持ち、脚を肩幅に開いて立つ(写真上段左参照)。 ゆっくり前屈してから
ほうきを持ち上げ、身体を起こして軽く胸を反らす。 続いて、ほうきを背中側に回して
肩甲骨の下部にあてがい、両肘で固定する。 ほうきを動かしながら、上体を左右にゆ
ったりとひねろう(同下段左)。
体が十分に温まったら、手始めに「掃き掃除」を(同上段右)。 両脚を閉じて軽く膝を曲げ
おなかに力を入れて腰を安定させる。 腹部や体幹に力が入るのを感じながら、ほうき
で掃く。 続いて、脚を前後に開いて腰を落とし、踏ん張るような姿勢で前から後ろに
掃く。 いずれの動作も体幹強化が期待できるという・・。
ほうきをぞうきんに持ち替えて「床拭き」(同下段右上)。 四つんばいになり、両手を雑巾
にのせてできるだけ遠くまで拭き、手前に戻る。 下肢に力を入れて動こう。
前後の動きが終わったら、拭きだし時に片方の脚を後ろの伸ばし、雑巾を戻すときに縮め
る(同下)。 左右とも5回ほど繰り返すと、体幹に加えて、腕や肩を同時に鍛えることが
可能だそうだ。
次は「窓拭き」(左写真上)。 窓に向かって両脚を大きく開いて立ち
軽く腰を落とす。 片手に雑巾を持ち、腕を左右に大きく動かして
窓を拭く。ポイントは腰や下半身を安定させること。体幹や胸筋、
脇の後ろの広背筋を鍛えることができる。雑巾を持ったまま、今度
は窓に対し横向きに立つ(同下)。脚を前後に大きく開き、窓側の腕
で窓を上下に拭きながら、腕の動きに合わせて膝を曲げ伸ばしして
体を上下に動かす。 前脚の膝が出ないように注意しましょう。
大腿四頭筋や大殿筋をはじめとする下肢の筋力を強化できる。
拭き動作はいずれも1セット5回を目安に、普段の拭き掃除の合間
に取り入れよう。ぜひ楽しみながら取り組んでほしいものです。
掃除道具や機器が進化することで、時間的にも身体的にも掃除の負担はかなり軽くなった。
一方で、体を使う昔ながらの掃除は室内外と身体の整美に共に役立つのも事実。
江戸時代の儒学者“貝原益軒”は「養生訓」で掃除も立派な予防健康法だと位置づけている。
慌ただしい年の瀬こそ、掃除をフィットネスの機会として有効活用してみませんか!
掃除は面倒だと気乗りしない人も多いでしょうが、動作を意識して取り組みことで、体幹強化
などフィットネス効果が期待できるという・・。
残り少ない今年の冬、体を鍛えながら、大掃除を楽しみませんか!
ほうきやぞうきんを使う掃除は、日常的な活動にして全身運動ですよネ
体重60㌔㌘の人が約18分間フロア掃きをすると、消費エネルギーは63㌔㌍に達します。
同じ時間歩くのと比べて、1割多い消費量だといわれています。
漫然と取り組むのではなく、体の部位や道具の動かし方を意識しながら掃除することで、体
幹や肩、背中や腕などを鍛えることができるという?
ただ、寒い季節は筋肉の温度が低くなり、体が硬くなりやすい。 肩や腰を傷めないように
掃除の前にほうきを使ってウオーミングアップしましょう。
ほうきの柄を両手で持ち、脚を肩幅に開いて立つ(写真上段左参照)。 ゆっくり前屈してから
ほうきを持ち上げ、身体を起こして軽く胸を反らす。 続いて、ほうきを背中側に回して
肩甲骨の下部にあてがい、両肘で固定する。 ほうきを動かしながら、上体を左右にゆ
ったりとひねろう(同下段左)。
体が十分に温まったら、手始めに「掃き掃除」を(同上段右)。 両脚を閉じて軽く膝を曲げ
おなかに力を入れて腰を安定させる。 腹部や体幹に力が入るのを感じながら、ほうき
で掃く。 続いて、脚を前後に開いて腰を落とし、踏ん張るような姿勢で前から後ろに
掃く。 いずれの動作も体幹強化が期待できるという・・。
ほうきをぞうきんに持ち替えて「床拭き」(同下段右上)。 四つんばいになり、両手を雑巾
にのせてできるだけ遠くまで拭き、手前に戻る。 下肢に力を入れて動こう。
前後の動きが終わったら、拭きだし時に片方の脚を後ろの伸ばし、雑巾を戻すときに縮め
る(同下)。 左右とも5回ほど繰り返すと、体幹に加えて、腕や肩を同時に鍛えることが
可能だそうだ。
次は「窓拭き」(左写真上)。 窓に向かって両脚を大きく開いて立ち
軽く腰を落とす。 片手に雑巾を持ち、腕を左右に大きく動かして
窓を拭く。ポイントは腰や下半身を安定させること。体幹や胸筋、
脇の後ろの広背筋を鍛えることができる。雑巾を持ったまま、今度
は窓に対し横向きに立つ(同下)。脚を前後に大きく開き、窓側の腕
で窓を上下に拭きながら、腕の動きに合わせて膝を曲げ伸ばしして
体を上下に動かす。 前脚の膝が出ないように注意しましょう。
大腿四頭筋や大殿筋をはじめとする下肢の筋力を強化できる。
拭き動作はいずれも1セット5回を目安に、普段の拭き掃除の合間
に取り入れよう。ぜひ楽しみながら取り組んでほしいものです。
掃除道具や機器が進化することで、時間的にも身体的にも掃除の負担はかなり軽くなった。
一方で、体を使う昔ながらの掃除は室内外と身体の整美に共に役立つのも事実。
江戸時代の儒学者“貝原益軒”は「養生訓」で掃除も立派な予防健康法だと位置づけている。
慌ただしい年の瀬こそ、掃除をフィットネスの機会として有効活用してみませんか!