農業じゆう人

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筋膜リリース

2018年12月28日 12時46分19秒 | 健康
  今朝、気温はそれほど低くなかったので、安心してウォーキングに出たら強烈な北風!
  いや~本当に寒かったです。 最初は北に向かって歩くのでいきなり北風と対決するハメに。
  前に進むのも厳しく、大袈裟に言えば道路脇の家に沿って歩かないと歩けないほどでした。
  寒いと体も硬くなり、リラックスして歩けないので普段より疲れた感じがしました。
     
     菜園の中もご覧のように霜柱が・・      霜柱に陽に当たっ光ってました
  普段と違って、帰ってから暖房をとっても寒さで固まった体はなかなかほぐれませんでした。

  長時間のパソコン作業が続き、ストレッチやマッサージをしてもすぐに‘こり’が戻ってしまう。
  そんな時には、全身を覆う筋膜が凝り固まっていることが結構あると言われている。
  では今、注目が集まる「筋膜リリース」とはなんぞや・・? その方法を教えてもらいました。

 筋膜は筋肉を包み込んでいる薄い膜で、皮膚の下にある
 浅筋膜、筋肉の上をボディースーツのように全身を連続
 して覆う深筋膜、一つひとつの筋肉を包む筋外膜などの
 5種類に分かれているそうだ。 コラーゲン繊維とエラ
 スチン繊維が重なりあって構成されている。
 筋膜が注目され研究が進んだのはこの40~50年。
 遠くの物を拾うなど、全身の筋肉を連動させてスムーズ
 に動けるように、離れた筋肉をつなぎ合わせる役割があ 
 ることも分かってきているという。
 理学療法士で首都大学東京教授の“竹井先生”は「毎回
 同じ方向で足を組むなど偏った動作を続けたり、長時間
 同じ姿勢でいたりしていると、筋膜がよじれて動きにく
 くなる『機能異常』が起こってしまう」と話している。
 その結果、筋肉の動きが悪くなって痛みが出たり、他の
 部分でかばおうとして広範囲に筋膜の異常が波及してし
 まったりするという。

  筋膜は、頭から手や足の先まで、前後内外につながっている。 このつながりに沿って、様々
   な方向によじれを解きほぐすのが筋膜リリース。 コラーゲン繊維が一部に寄り集まった
   状態をほどくには、強い圧によるマッサージなど「無理な力では逆効果」だそうです。
  全身の筋膜リリースのうち、体の前後や内側と外側の筋膜につながりをほぐす、基本の二つ
   を教えてもらった。 気持ちいいと感じる程度の伸び方で、バターが溶けるようなイメー
   ジでほぐれていくのを感じながら、90秒以上待つ。 
   朝、昼、入浴後と、1日3回を2週間続けると徐々に体の変化に気づくという。

  竹井教授は「やって固いと感じる方向を重点的に伸ばすといいそうです。体のクセを整えて
   ケガの予防につながる」と話している。
   但し、動脈瘤がある人やけがの直後などは筋膜リリースをしない方が良い場合もあるので
    十分な注意が必要だそうです。
   自分の体は自分しかわかりませんので、ご自身でのチェック・・怠りなく。