農業じゆう人

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乳酸菌の効果

2018年12月07日 12時52分18秒 | 
 サラダチキンやスナック菓子、納豆、もずく・・・などなど。 
 最近、思いがけない食品に「乳酸菌」が入っている。 これらに使われているのは加熱
 処理して死んでいる「死菌」といわれるものだという。
 生きた菌(生菌)と死菌とでは、健康への効果にどのような違いがあるのでしょうか?
 従来、健康に良いと期待できる菌といえば「生きて腸まで届く」ことをうたい文句にし
 た、ヨーグルト製品に入った乳酸菌やビフィズス菌を思い浮かべる。
 微生物に詳しい東京工業大生命理工学院の“山
 本教授”によると、ヨーグルト製品などに使わ
 れている乳酸菌やビフィズス菌が生きたまま腸
 内に到達すると、腸内の栄養素や食物繊維など
 を分解し、乳酸や酢酸を産生する。
 乳酸や酢酸には腸の粘膜の機能を高めたり、有
 害菌を排除する働きがあるそうだ。また、乳酸
 や酢酸で腸内が酸性化すると、腸壁が刺激され
 て蠕動運動が活発になり、便通がよくなると考
 えられている。
 一方、食品が大腸に到達する前に通る小腸の腸
 壁には免疫組織があり、そこを乳酸菌などが通
 過すると菌体の一部が免疫細胞に認知され、免
 疫が活性化する。
 森永乳業研究本部素材応用研究室の“岩淵主任
 研究員”は、「様々な研究から、腸管免疫の活
 性化は菌体の成分や構成要素によって起こるた
 め、菌が死んでいても生菌と同じように活性化
 が起こるとわかっている」と説明している。
   同社は2014年から加熱処理した乳酸菌の死菌を「シールド乳酸菌」として発売し
    ている。 死菌なので加熱して製造する食品にも使えるため、食パンや即席みそ汁
    などこれまでに約250種類の製品に使われているそうです。

   生菌と死菌をどう食べ分けたらいいのか? 山本さんは「整腸作用を期待するなら、
    生菌の方が効果が高いと思われていますが、免疫機能の活性化ならどちらも同じな
    んだそうです。 むしろ、多種類ある乳酸菌すべての健康効果が確認されているわ
    けではないので、効果が検証された『特定保健用食品(トクホ)』『機能性表示食品』
    かどうかなどをチェックして選ぶ方が賢明です」と指摘しています。

    我が家ではこうしたチェックや食品の成分などは必ずチェックしています。