農業じゆう人

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オセロ

2018年12月14日 12時33分31秒 | 遊び
  最近、我が家の小学1年生の孫。 オセロに凝っています。 遊びに来ると必ずやろうという。
  私はやらないので、カミサンが相手していますが、手ごわくなってきた!と言っています。
   (最初は手加減をしながら教えていたそうだが、進歩の早さに驚いているようです)

  チェコのプラハで10月に開催された第42回世界オセロ選手権で優勝した神奈川県の出身の
   “福地啓介さん(11歳)”は、36年ぶりに最年少記録を塗り替えた。
  帰国便の機長、“谷田邦彦さん”は15歳だった1982年に優勝した前の記録保持者でした。
  福地さんをたたえ機内アナウンスは、粋で嬉しいニュースだったと話題になった。
 このゲームは表裏が黒と白の石を8X8のマス目の盤に交互に
 おき、自分の色の石で相手の石を挟むと、自分の色に変えられ、
 盤上に64個の石が並べられたとき、どちらの色の数が多いか
 で勝敗が決まるというゲーム。 単純さと奥深さから現在、世
 界65カ国以上に広がり、6億人が楽しんでいるとされる。
 考案した“長谷川さん”は当初、碁石を使い相手の石を挟んだ
 ら取り、自分の石(黒または白)に換えていた。だが手数が進むと
 その取り換え作業に手間取るため、裏を返すと色が変わるよう
 表裏を白と黒に染めたボール紙を代用。その後、牛乳瓶のふた
                 を張り合わせて石の原型ができた。
  1973年、当時のツクダオリジナル(現メガハウス)から製品化され、日本オセロ連盟も設立
   多くの人が楽しみ始めた。 しかし目の見えない人は石の黒と白が識別できない。 また手で
   触って石を確かめようとすると、線で描かれたマス目では石がすぐ隣のマス目にいってしまう。

  盲人用具を扱う日本点字図書館(日点)は、目の不自由な人からの要望を受け、同社に盲人用製
   品の開発を依頼。 何度も協議し、石の黒面には4重にんった凸状の線を付けた。 さらに盤
   の表面は障子の「さん」のようなマス目にし、指で石を確認しても容易には隣のマス目に石が
   移動しないように工夫された。

  そして77年、日点から「盲人用オセロ」(現在はオセロUD)として、他の製品と同じ価格で販
   売された。 それまで日点で扱う盲人用ゲームといえば、市販のものに点字シールを貼る必要
   があったが、このオセロは二次加工の必要がないことも画期的であった。
  さらに2005年に進化を遂げる。 石を指でつまめない人もいるため、石と盤を一体化し、指
   一つで石が黒・白・盤の色(緑)へと回転する仕組みだという。
   しかも盲人用オセロの工夫(黒・白を触覚で識別)も、そのまま採用されている。

   このようにオセロはその誕生期から裾野を広げながら進化しているゲームなのである。
   (今、子供の世界では将棋が人気があるというが、オセロから入るのも一つではないでしょうか)