このまま行けば、人類は22世紀を迎えられないないだろう。
このような悲壮なことを再々書くのは、恐怖や絶望を煽るこ
とが目的ではない。1年でも長く人類が生き延びられるのか、
という方法論、具体論を各人から惹起していただきたいから
である。最終的には自分の命は自分で守らざるを得ない状態
になるはずである。
IPCC(地球温暖化に関する政府間パネル)は、2100年までに
最大6.4度地球の表面温度は上昇する、と2007年に発表して
いる。ちなみに人類が地球上で生活できるのは1.5度までだ
と云われている。一歩譲って2度までだとしても、6.4度では
人類は到底生き残れないことになる。すなわち、21世紀中に
人類が絶滅することをIPCCは認めているということを意味し
ている。
そもそも人口増と温暖化と地球環境の劣化を組織的に指摘
したのは「ローマ・クラブ」である。世界中の企業や財団な
どの支援で当初は運営されていた。しかし、企業にとって不
都合な内容であることから寄付は途絶えてしまった。自然消
滅してしまったのである。
このような事情に敏感な世界金融財閥の一つであるロック
フェラー財団が1974年に「ワールドウオッチ研究所」を創設
した。温暖化や環境劣化の研究機関としてである。したがっ
て、人類の未来、すなわち21世紀中に人類が滅亡することを
一番先に知ったのは世界金融財閥といえよう。
その研究所の出している「地球白書」と「地球環境データ
ブック」、さらには日本の「地球村」の出版物を読んで驚い
たものである。仏典に人類が滅亡する記述がないかと探して
いるうちにブッダは2500年も前から人類滅亡のプロセスとメ
カニズムを説いていることがわかった。その内容と現状を照
らし合わせて警告書として1998年に出版したのが野僧の処女
作「地球成仏」である。当時の指摘と現状は何ら矛盾する点
はない。ただ予想外だったのは中国が米国を抜いて世界一の
炭酸ガス排出国になったことである。この時点で、地球の再
生は不可能になったと悟ったものである。
地震や津波は自然災害であるが、台風のたびに水害や土砂
崩れが多発するようになったのも予測の範囲内のものである。
また、原水爆や原発などによる大気汚染も予測どおりである。
また、台風の発生場所が北上、気温の上昇、海水温の上昇、
オゾンホールの拡大、酸性雨の拡大、光化学スモッグの危険
性、南極や北極の氷解、化学物質などによる汚染などは、い
ずれも予測どおりである。いずれにしても、温暖化と環境汚
染によって人類が滅亡することに間違いはない。
今後の最大関心事は、高温化による世界的な不作による食
糧危機、水不足、環境汚染による難病奇病の病気の多発化、
海面の上昇、南極の棚氷の崩落による津波など数え上げれば
限がない。また、巨大台風による高潮の恐怖を描いた「ザ・
ディ・アフター」はロンドンが壊滅する様子を映画化したも
ので、ご覧になった方も多いと思われる。
何を云いたいのかというと、人間存在の根本であり日本人
の主食である「米」の自給率を高めることが肝要である。ま
た、難病、奇病などが多発する心配がある。したがって「国
民皆保険」を守る必要がある。この二点だけは、どうしても
守らなければならない。貧者を捨てるようなことは許されな
いことである。さらに、今回の原発事故を見てもわかるよう
に、被害は拡大する一方で、元の状態に戻すことは不可能で
ある。各電力会社は自ら安全な地熱、風力、太陽光発電など
に切り替えるべきである。国民を忘れているかのように、い
つまでも利益追求ばかりしていると自滅行為に繋がることに
なるであろう。
風力や太陽光などの自然エネルギーで造った電気の全量買
取を定めた「再生エネルギー特別措置法」が成立し、2012年
7月1日に施行されることになったのであるから、これを機に、
再考すべき好機ではなかろうか。(「環境市場新聞」参照)
このような悲壮なことを再々書くのは、恐怖や絶望を煽るこ
とが目的ではない。1年でも長く人類が生き延びられるのか、
という方法論、具体論を各人から惹起していただきたいから
である。最終的には自分の命は自分で守らざるを得ない状態
になるはずである。
IPCC(地球温暖化に関する政府間パネル)は、2100年までに
最大6.4度地球の表面温度は上昇する、と2007年に発表して
いる。ちなみに人類が地球上で生活できるのは1.5度までだ
と云われている。一歩譲って2度までだとしても、6.4度では
人類は到底生き残れないことになる。すなわち、21世紀中に
人類が絶滅することをIPCCは認めているということを意味し
ている。
そもそも人口増と温暖化と地球環境の劣化を組織的に指摘
したのは「ローマ・クラブ」である。世界中の企業や財団な
どの支援で当初は運営されていた。しかし、企業にとって不
都合な内容であることから寄付は途絶えてしまった。自然消
滅してしまったのである。
このような事情に敏感な世界金融財閥の一つであるロック
フェラー財団が1974年に「ワールドウオッチ研究所」を創設
した。温暖化や環境劣化の研究機関としてである。したがっ
て、人類の未来、すなわち21世紀中に人類が滅亡することを
一番先に知ったのは世界金融財閥といえよう。
その研究所の出している「地球白書」と「地球環境データ
ブック」、さらには日本の「地球村」の出版物を読んで驚い
たものである。仏典に人類が滅亡する記述がないかと探して
いるうちにブッダは2500年も前から人類滅亡のプロセスとメ
カニズムを説いていることがわかった。その内容と現状を照
らし合わせて警告書として1998年に出版したのが野僧の処女
作「地球成仏」である。当時の指摘と現状は何ら矛盾する点
はない。ただ予想外だったのは中国が米国を抜いて世界一の
炭酸ガス排出国になったことである。この時点で、地球の再
生は不可能になったと悟ったものである。
地震や津波は自然災害であるが、台風のたびに水害や土砂
崩れが多発するようになったのも予測の範囲内のものである。
また、原水爆や原発などによる大気汚染も予測どおりである。
また、台風の発生場所が北上、気温の上昇、海水温の上昇、
オゾンホールの拡大、酸性雨の拡大、光化学スモッグの危険
性、南極や北極の氷解、化学物質などによる汚染などは、い
ずれも予測どおりである。いずれにしても、温暖化と環境汚
染によって人類が滅亡することに間違いはない。
今後の最大関心事は、高温化による世界的な不作による食
糧危機、水不足、環境汚染による難病奇病の病気の多発化、
海面の上昇、南極の棚氷の崩落による津波など数え上げれば
限がない。また、巨大台風による高潮の恐怖を描いた「ザ・
ディ・アフター」はロンドンが壊滅する様子を映画化したも
ので、ご覧になった方も多いと思われる。
何を云いたいのかというと、人間存在の根本であり日本人
の主食である「米」の自給率を高めることが肝要である。ま
た、難病、奇病などが多発する心配がある。したがって「国
民皆保険」を守る必要がある。この二点だけは、どうしても
守らなければならない。貧者を捨てるようなことは許されな
いことである。さらに、今回の原発事故を見てもわかるよう
に、被害は拡大する一方で、元の状態に戻すことは不可能で
ある。各電力会社は自ら安全な地熱、風力、太陽光発電など
に切り替えるべきである。国民を忘れているかのように、い
つまでも利益追求ばかりしていると自滅行為に繋がることに
なるであろう。
風力や太陽光などの自然エネルギーで造った電気の全量買
取を定めた「再生エネルギー特別措置法」が成立し、2012年
7月1日に施行されることになったのであるから、これを機に、
再考すべき好機ではなかろうか。(「環境市場新聞」参照)