ニコ、酒場で戯言

Always look on the bright side of life.

なべ presents

Comic Baton

2005-08-14 19:30:07 | 雑記
小さい頃バトントワリングをやってる子がいましたが、それが将来何につながるのかを考えて激しく時間を無駄に過ごしていた、そんなときに京都ジャンキーを通り越し定冠詞Theをつけたザ・ジャンキー(あっ意味違っちゃう(ノ∀`)アイター)の称号を差し上げたい龍の目氏よりComic Batonがクルクルクル~と放り投げられてきました。バトンを人めがけてクルクルクル~と放り投げたら実際は非常に危険ですので、良い子はマネしないように。女子のスカートをめくって、担任の先生に放送室に直々に呼び出されちゃって説教された私のような悪い子もマネしないように。私は転校が多かったのですが、運動能力で女子の尊敬を集め、スカートめくりで男子の共感を得て、転校生活を乗り切ってきました。案外馬鹿にできないよ、スカートめくり。

あとコミックとは関係ないですが龍の目さんに指摘されて改めて気付いた、ラーメンエントリの多さ(笑)。これからは、もう少しニコ酒の本質に舵を取って頑張っていこうと思います。ええ、ラーメン記事のストックが切れましたから、いい機会だと、いい訳です。


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と、本編に入る前に力を使い切りましたところで、さて、コミックです。漫画は音楽や映画より世代色が色濃く出てしまうような気がします。漫画のストーリーを共有するということが世代の価値観を形作るような、大袈裟にいえばそんなことまで考えてしまう。キャプテン翼こと大空翼が純粋なFW、ストライカーとして描かれていたら、日本の決定力不足が問題にならなかったのかもしれません。いでよ、日向、タイガーショット。

ご存知漫画喫茶の誕生や漫画の価値を再考していこうというような動きがある現在、漫画は子供だけのものではなくなりましたが、大人がさも子供のときのように大切に、楽しみにして読むような感覚、というのは漫画が持つ特殊な魔力によるものなのかもしれません。フットボールには『子供を大人にし、大人を紳士にする』という格言がありますが、漫画もそういった魅力があるのでしょうか。はたまたオールスターゲームの解説ブースでPL時代のKKコンビを語るくだり、水島新司氏が言い放った「山田(※太郎)は7割打ってますから(実際は6割台)」発言のように現実と空想を混同するようなピーターパン症候群を引き起こすのでしょうか。

私自身、漫画をさほど読むわけではないのですが、興味をそそる作品などは友人から借りて読んだ経験がある、そのくらいの好き度です。そういった大人の視点も含めて、気になった漫画をツラツラと書き連ねていきませう♪



私は団塊ジュニア。明確にジャンプ・集英社世代ですね。「キン肉マン」、「キャプ翼」、「北斗の拳」などはお約束でした。キン肉マンがマスクを剥ぎ取ったポスターがジャンプの付録でつく!と聞いたその発売日の興奮は忘れえません。今でもジーコより、ロベルト本郷のほうが素晴らしい指導者だと信じています。あと、この世代(から少し上)では欠かせないガンダムですが、のめりこんだのはアニメということで今回は省かせてもらいました。といいつつ漫画も読んだんですけど。「プラモ狂四郎」とかいう名前からして問題あり、の作品も小さい頃読みました。

龍の目さんが取り上げている「まんが日本の歴史」はク~、いいところ先に言われちゃったなあ、というくらい私もはまったものです。高校時代、居残り勉強でコレを熱心に読んでいた女生徒は後に某有名私立大学に受かっていきました。侮れないぞ、「まん日」!!! 因みに私が読んだのは石の森章太郎版ではありませんでした。

あと余談ですが、「島耕作」よりも柳沢みきおの作品のほうに漫画っぽい面白さを感じる私です。いや、エロじゃなくて。



質問1:本棚に入っている漫画単行本の冊数

これは残念ながら10冊ちょっとです。
CDとレコードと本と、それに漫画が沢山あったら私は窒息してしまいまつ。週刊誌は読み捨てになっちゃいますもんねえ(読み捨て、って凄く嫌いな性質なんですけどね)


質問2:いま面白い漫画

私が現在読んでいる漫画は週刊誌(隔週含)で「ビッグコミックオリジナル」 あと最近は「アクション」。これらも全ての作品は読んでません。で、おすすめは下の項とややかぶってしまうのですが、今はやはり

PLUTO」 浦沢直樹


を楽しみに読んでます。


質問3:最後に買った漫画

またも「ビッグコミックオリジナル」撰になるのですが、

玄人のひとりごと」 中島徹


これです。南倍南という怪しい人物がマージャンを中心に旅や競馬などで自称「プロ」っぷりを披露する漫画なのですが、これがホント面白い。お調子者国の王子である私としてはシンパシーを感じる、座右の書であります。マージャンがわからなくても楽しめる作品ですよ。この作品と小島功の「ひげとボイン」で心を癒す私です。


質問4:よく読む。または特別な思い入れのある5つの漫画

まずは

「MASTER KEATON マスターキートン」 作・勝鹿北星 画・浦和直樹


また浦沢作品で申し訳ありません。ただ、浦沢作品の中で代表作となっていくだろう、「MONSTER」ではなく、原作も本人でないこの作品を何故選んだのかというと、私が単純に英国馬鹿であるということ、主人公平賀“キートン”太一の前向きなキャラクターが好きだからですね、多分(笑)。テンマは暗すぎ。人間ぽいけど。漫画だから。あと浦沢作品では「パイナップルアーミー」も好きです。

「火の鳥」 手塚治



まあ、いわずと知れた漫画界の金字塔的な作品ですね。私はこれを友人から借りたりして読みましたが、とにかく面白かった…。深いテーマなんですが、漫画の立場を持って描いてます。スピード感というのか、とにかく面白かった。読んだことがない人は是非。

「三丁目地球防衛軍」 喜国雅彦



おい、ギャグ漫画はないのか? おい、小難しいのばかりじゃないか、と思われると私の本質を見誤られるので(?)、くだらない、最高のストーリーギャグをここで投入します。ご存知、というかハードロックファンには御馴染み(雑誌「BURRN!」誌に長いこと連載を持っている)の喜国氏ですが、下品でありながら、面白い。くだらな面白い。

「俺節」 土田世紀


土田世紀といえば「ありゃ馬こりゃ馬」を競馬ファンとして挙げておいたほうが納まりいいのかもしれませんが、このシミッたれたストーリーと散りばめられるギャグは中毒性が高いです。

「龍 <RON>」 村上もとか


歴史漫画という観点でも面白いし、主人公の龍の生き様としてみても楽しめる、そんな大作です。現在も連載中ですね。昭和史が好きな人なら絶対に楽しめるし、初期は京都を舞台にストーリーが進みますので、バトンを渡してくれた龍の目さんも楽しめるかもしれませんね、という意味でのチョイス。“龍”ですしね(笑)


最後にひとつおまけとして…

「水原勇気0勝3敗11S(セーブ)」



「ブラック・ジャック「89.5%」の苦悩」

という豊福きこう氏の著書(謎本系)を反則で挙げておきます。私は他のこういった類の本を読まないので詳しくは評価できませんが、これは反則というくらい面白いです。“マンガ・データ主義宣言”と銘打って、ひたすら画中のデータだけを追っていくので、くだらん書評より断然面白いです。漫画を読んでるくらい面白いです(笑) 現在は文庫化されたのか



タイトルも少しかわってリリースされているようです(未読)。




質問5:バトンを渡す5名

では私の人脈を利用して

ドラえもんに一家言あるという、幸也さん
ライダー系に自信あり?(爆)のリュバン☆さん
「漫画なんて読まないわよ」とか言わないでね、のnatsuさん

あと誰か、やってみたいという方があったら是非、よろしくです♪