麺や七彩＠東京ラーメンストリート 「柏そば」

※2014年1月7日

一言で言えば凄みのあるスープ。

最上等な上湯スープのようで、
純白とかそんな色つきの清廉の
概念ではなく、邪念も打ち払い、
静かに透明感のある、しかし、
圧倒的な存在感のあるスープ。

沈黙こそ圧倒的な主張であるかな。
朧気に旨味が拡がり、
ススーっと忽ちのうちに飲み込めそうだが、
磨きに磨いた米の酒のような
雑じゃない主張がいつまでも心地良い。

超抜に美味しかった。

柏と聞けば逃すまじ。
おっとり刀で店に駆けつけた
甲斐があったというもんだ。

無病息災を願う本厄に
七草の粥を添えて。

こちらは一転、濃厚な
仕上がり。これもまた格別。

願う行いも大切だが、
適正なものを適正な程度
いただくことこそ、無病息災の
近道だと無言のうちに教わった。




住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 地下南通り 東京ラーメンストリート
電話番号
営業時間 7:30～10:00（L.O.9:45）、11:00～17:00（L.O.16:30）※17:00以降は「TOKYO味噌らーめん 江戸甘」として営業
定休日 無休

鮮魚らーめん 五ノ神製作所＠神田 「かけらーめん雲丹搾り」

2014年1月6日

今日は会社としてお詣り。
いつものここ(神田明神)へ～。

お昼はオープンしたての
鮮魚五ノ神製作所@淡路町。

No　プリン
No　gain

雲丹のかけラーメンに
半熟卵ご飯。

ウニのシャワー
ウニのバスタブ
ウェイン・ウーニー
ウニ好きが咽び泣く
濃密雲丹仕様。

理無く美味しい！
感に堪えなく、忽ちのうちに
プリン体をバキューム。







住所 東京都千代田区神田多町2丁目9-6 田中ビル別館 1F ‎
電話番号 03-6206-8814
営業時間 11時～15時 17時～21時
定休日 当面日曜日

麺や七彩＠東京ラーメンストリート 「ターキー白湯煮込みつけ麺 他」

2013年12月。

先日のが美味しすぎたのか
蜃気楼がみえる。
ターキーの幻がみえる。

煮込みつけ麺、
ターキーダレの塩ラーメン。

アローカナのアレまで
目眩がするほどに美味しかった。

夢だったのか？
シルクロードの幻想なんだろうか？

てへへへ。

※非売品でした。。








住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 地下南通り 東京ラーメンストリート
電話番号
営業時間 7:30～10:00（L.O.9:45）、11:00～17:00（L.O.16:30）※17:00以降は「TOKYO味噌らーめん 江戸甘」として営業
定休日 無休

麺や福一＠成田 「福一友の会」

※2014年1月5日

長命泉ボウルにて、
セクシーピンが並らぶ。
セクシーチャーシューを
つまみつつ、おだをあげます。

福一友の会。

ぐいぐいぐーいぐい。











住所 〒286-0033 千葉県成田市花崎町846-15
電話番号 0476-22-1978
営業時間 11:00～14:00 17:00～21:00 土祝は昼のみ営業 スープなくなり次第終了
（※土曜夜の部はセカンドブランド「鶏の骨」として営業）
定休日 月・日

立ち呑み居酒屋 金町製麺＠金町 「ホロホロ鳥の中華そば」

※2014年1月3日

休みってのは飽きることがない。
いくら読んだって本は沢山あるし、
それに飽きれば散歩に出れば良いさ。

強飯に飽きても、外に出れば美味しい
ものは沢山あるって話だ。

ってなわけでお酒をいただきに
こちらへ。新年のご挨拶をして、
世話話をしつつ、酒をクイっと
いただく。ゆるり。いいねえ。

稲庭中華御用始め。
ほろほろ鳥の甘美な香りに
稲庭中華が馴染む。わがままいって
かけ仕様でいただく。くー。締まるねえ。

期せずして混ぜ海苔に出会う。
通称yae海苔。今年は辛うじて
手に入った貴重品だ。フライングゲット。
ささっと炙って酒と合わせる。



　



住所 〒125-0042 東京都葛飾区金町6-2-1 ヴィナシス金町1F
電話番号 03-5876-5736
営業時間 11:30-14:00（ラーメンのみ）、18:00-終電くらいまで（〆のラーメンとお酒、一品料理）
定休日 不定休（大体第二火曜日、それ以外はブログでとの事）

麺や七彩＠東京ラーメンストリート 「比内地鶏の鶏白湯つけ麺」

期せずして麺や先生御侍史に
出会い、一献。
（因みに2人共本厄）

金沢の話などで盛り上がる。

「ひとつひとつの食材に耳を傾け、
　その声を聞く。多くの生産者に感謝」

のはお店。

「ひとつひとつの会話に耳を傾け、
　その話を聞く。すべての友人に感謝」

というのが客。
食を通して。

あはーん。
ビールだけで酔っぱらい。


住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 地下南通り 東京ラーメンストリート
電話番号
営業時間 7:30～10:00（L.O.9:45）、11:00～17:00（L.O.16:30）※17:00以降は「TOKYO味噌らーめん 江戸甘」として営業
定休日 無休

ラーメン天神下大喜＠湯島 「かきたまとりそば」

※2014年1月3日の限定

こいつは一月春から縁起がいい。
やっぱり節目には縁起物よ。

ちょっと甘く施したかきたま
とりそばの具合が良さったら。
山椒がピリッと利いて、目が
覚める。そんな気遣いも堪らん。
やっぱり物事ってのはこういう
瑣末なことが肝要なんだな。

客は麺と格闘したらいかん。
麺と格闘するのはお店のご主人だけ。
食べて融和して、愉しむのが
客の仕事さ。

優しく滑らかな茹で上がりにも
気遣いを感じるだろう。
え、ただの翁の好みだって？(笑)

正月は目出度いが、
清酒は我慢しよう。
このあと米を食うからね。

レモンサワーで活気づけたら
ワンタンをチュルっとやる。
出汁豆腐のとうめしも、
じゃこや薬味の気遣いで
感に堪えないねぇ。

小春空に喜悦の声が上がる。

超おいしかったーーー！
超ごちそうさまーーー！









住所 〒113-0034 東京都文京区湯島3-47-2
電話番号 03-3834-0348
営業時間 平日 11:00～15:00（L.O.）／17:30～22:00（L.O.）
土曜 11:00～15:00（L.O.）／17:30～21:00（L.O.）
祝祭 11:00～20:00頃まで（材料がなくなり次第終了）
日曜 11:00～16:00

中華そば べんてん＠高田馬場 「正月特製ラーメン」

※2014年1月2日

東京が実家だというのは
実にさっぱりしていて、
帰省などというイベントもなく
茶を点てながら、行く年来る年を
観て、雪が凄いね、とか他愛もない話を
しながらふとした隙に年が明ける。

翌元日、早速祝肴も飽きた頃に、
散歩に出る。僕みたいな粋狂な
人間は、普段仕事で使い倒している
街並みがガランとしているのを、
偉そうに眺めているのが愉しくて、
わざわざビジネス街などを歩いてみる。

ときおり参拝客や新春セールの人波に
出会うが、それを傍目八目に眺めつつ、
スッスと歩を進める。

さあて、帰るので電車に乗ろうと
新宿駅に向かう。途中高田馬場の
とある中華ソバ屋さんの近くを通った。
物見遊山でその新春セールのような
行列を覗いたら、あらまあ、10人も並んでない。

ラーメンは3日にすすろうと目論んでいたし、
まさかこんな早く裏を返すことになるとは
思わなかったが、行き掛けの駄賃どころか
大人のお年玉。とてもポチ袋に入らない量だが、
静かに入店を待つ猛者の後に続くことにした。

2014年もこうして下から丼を見上げて、
さてはて、今日はどんなに美味しいブツなのかい？
とワクワクとしていたいもんだ。

味の細事はこの際いいじゃないか。
あの麺、あのスープに
海老とかが利いてるってやつでね。
理無く好物のやつさ。

いつもよりにこやかな店主に
お礼を言って店を辞すれば、暖簾が
見返り柳の様だ。10人だった旦那衆が
30人に膨らんでいた。

店のほとりの神田川は相変わらず澱んでいたが、
これが東京の中心地。幾分清流の仙川に
帰えるため小田急線に乗ることにしよう。

住所 〒171-0033 東京都豊島区高田3-10-21
電話番号 不明
営業時間 月曜日～金曜日 11:00～19:00
（！現在は昼営業のみ　～15：00）
土曜日・祝日 11:00～16:00
定休日 日曜日

中華満来＠豪徳寺 「ラーメン」

※2013年12月29日

今年最後のノス活。
且つ、お散歩ラーメン。

オヤジさん、このチャーシュー、
どこの豚肉使ってんだい？

ん、これ？
あぁ、肉屋のだよ。

こんな笑い話が出てきそうな
いつもの満来。ラーメンが250円。
相変わらず頭下がるよ。

食品偽装なんて話があったね。
ありゃ、食べ手へのアイロニー
でもあるかもね。

暮れは今年も31日までなんだね？

いやぁ、正直31日はお客さんは入らないよね。
でも、昔からやってるから、
やめられないんだよ。

あぁ、そうかい。
ごちそうさま。
今日は特別美味しかったよ。





住所 東京都世田谷区豪徳寺1-45-1
電話番号 03-3429-5377
営業時間 11:00～18:00
定休日 水曜

中華そば べんてん＠高田馬場 「塩ラーメン」

有形のものを無形にしていく
スープ料理の中で、再びその素材を
有形であるように目立たせる手法が
あるとしたら、ここは昔ながらに
溶け合うカオスの凄みで魅了する
、といえばいいのかな。

弁（言葉の）
才（を有する）
天と書く弁天様。

このスープのレトリックは複雑で深い。
店主が寡黙なのも、
客が一言も言葉を発することなく
黙々と食べているのも、
圧倒的なこの丼の言葉の雄弁さに
ただひれ伏しているだけ。

弁天様の柔肌は美しい麺肌に
乗り移り、チャーシューの、
少ない脂身はバターのような
甘さで、更に艶かしさを増す。

複雑で深くてエロスが大盛りなのに、
どこか知的で飽きが来ない。
まさに弁才を有する女神の真骨頂。

例えイシュタルやアフロディーテの
ほうがエロくても僕は、だから
べんてん様に向かうのです。

(*・ω・*)ポッ

住所 〒171-0033 東京都豊島区高田3-10-21
電話番号 不明
営業時間 月曜日～金曜日 11:00～19:00
（！現在は昼営業のみ　～15：00）
土曜日・祝日 11:00～16:00
定休日 日曜日