ニコ、酒場で戯言

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なべ presents

築地 やよい軒@新富町 「タンメン」

2015-07-22 00:00:00 | ラーメン(東京)
今日のノス活。

東京。
西に美味しいがある聞けば飛んでいき、
東に個性があると聞けば駆けつける
ただ弥生、来るべき時が来たというべきか。
(※訪問時2015年3月14日)

東京地下麺。
地下麺は東京のひとつの文化だ。

弱った蛍光灯と狭い厨房、
鳴り止まぬ中華鍋の煽り音、
オヤジさんの汗、
女将さんの気立ての良さ、おそらく芯は強い。

昼ピークにあえてシンプルなラーメンはメニューから消える。
ファッショナブルなメニューの数々がここの魅力だからで、
実際に客も何をラーメン乗っけるのかばかりに逡巡を馳せ、
店に到着するのだろう。

炒めた高菜と豚肉の相性、書いてるだけで腹が鳴るやよい麺。
野菜の上に肉味噌が乗る、ミート麺のような味噌。

そして、タンメン。

汁そば最強のメソッドである炒めた野菜の魅力
をスープ移す構成は、更に湖面を挟んで煮て滑らかとなる麺と
シャキっとした野菜のコントラストを生み美しい。

しかし、ここの麺はご覧のとおりの個性派。
東京の東と西では、ラーメンの歩んだ道にも違いがあるような気がする。
人が密集し、自然と集まってくる東はラーメンに目を向けるよりも
メニューにバラエティを持たせ食堂化する。

逆に客に来てもらうため個性の覇を競った西側のお店。
ただ、東京でもこのエリアは個性を競う店が多い。

築地や銀座が近く、差別化が求められたのかもしれない。
その場所で長く続く個性派のやよい軒、これは唸る。



 



住所 東京都中央区築地 2-1-17 陽光築地ビル B1F
電話番号 03-3543-0798
営業時間 (未確認)11:30-(お客さんがいれば14:00過ぎてもやってます)、17:00-21:30
定休日 (未確認)土日祝


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