岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

4月25日 一宮公民館で県政・市政報告会

2009-04-25 | おにき日記



 一宮公民館で、県政・市政報告会をもちました。朝、大雨で、どうなることやらと思いましたが、ご参加いただいた皆さんには感謝しています。
 報告会を議会の合間に行っていますが、市政の範囲は広いわけですから、いつもどんな話をしたらいいのか思案します。今日は、自己紹介のなかから出てきたお話のなかやご意見・ご質問をいただく形で進めました。後期高齢者医療制度、住基カード、予防医学、子育て、ゴミ有料化、政令市移行etc。
 たくさんの宿題をいただき感謝しています。いっしょに解決できるようがんばっていきたいです。


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4月24日 沖縄リサイクル運動市民の会&那覇市立病院

2009-04-25 | おにき日記
 
    

 写真は、「沖縄リサイクル運動市民の会」の古我知浩代表 & 那覇市立病院にて。
 古我知さんは仲間たちと、“エコロジカルな市民社会の構築”をめざして1983年にこの会を立ち上げました。エコショップの運営や環境マインド育成のための20事業を展開し、2006年度には約6000万円の活動費。現在専任6人、非常勤3人、ボランティア40名余でこの活動を展開しておられます。スタッフの給料はまだまだ低いようですが、それでも市民活動を行なってきた私としては、古我知さんの経営感覚を尊敬します。
 お話を聞いたのは、ごみを減らす面白そうな体験学習プログラム「買い物ゲーム」と、「くいまーるプロジェクト」。このプロジェクトは、生ごみを養豚の飼料にするもので、2008年度の食品リサイクル環境大臣賞を受賞しています。飼料化には苦心されたようで、結果、おいしい「くいまーる豚肉」が誕生したそうです。
   *        *        *
 那覇市立病院は、2008年4月に自治体病院としてはじめて独立行政法人(非公務員型)に移行しました。医療制度の急激な変革に対応するため、10:1看護から、7:1看護基準導入などを行なって経営改善を実施する必要性を感じておられましたが、公務員ということでは定数管理に制約があり、将来の経営を展望し、病院サイドから提案をしたとのことです。看護師や事務職の給与は35歳くらいで横ばいになります。
 導入にあたっては、労働組合と大きな摩擦を生じ、辞める看護師・薬剤師が思ったより多かったそうですが、2008年10月に「7:1看護」を導入。迅速化と柔軟性は進み、看護師の正規・非正規の割合は、7:3から9:1となったそうです。市民サイドとすれば何が変わったのかわからないようで、むしろ人が増えた分、手厚い看護になったのではと。
 市・市議会との関わり、評価委員会制度、セーフティネットの確保、労働協約などなど、話はつきませんでした。職員の皆さんは自信をもって臨んでおられ、熱意あふれるお話を聞かせていただきました。職員・労働組合や市民の皆さんのご意見を直接聞いてみたかったです。病院は安心の要ですから、いい方向を探っていかなければなりません。


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4月23日 沖縄市性化百人委員会

2009-04-25 | おにき日記

      

 二日目は那覇市です。市役所でもシーサーがお出迎え。植生、とくに樹木の形がおもしろくて、車窓を眺めるのが楽しかったです。写真は“とっくりきわた”。木がトックリの形をしていて、木にぶらさがっている実の後はフワフワと綿が固まったみたいになっています。
   *        *        *
 那覇市は市域の36%が米軍基地であり、基地政策課があります。
 2007年度から「活性化100人委員会」を作り、直面している重要施策について市民公募による委員会部会が作られ、担当職員も交わって同じテーブルで情報を共有し議論を行ない、まとめた声を市長に提出しています。その中から、施策に反映されるものがあります。これまで選ばれた重要施策は6つ。行政サイドで選ばれたものばかりですが、市民からの提案もOKです。 
 〈こどものまち宣言部会〉が作られたときには、子どもの施策には子どもの声をと、こどもチームも募集。開催時間は委員同士で最も都合がいい時間を決め、夜の会議になることもあります。ときには何十回も開かれる部会があり、委員同様に職員は手弁当での参加が多くなります。事業がスタートして2年余。市民の意見にどのように応え返していくのかなど、よりよいものにしていくために、位置づけやシステムについて見直しの最中ということです。
 印象に残ったのは、前向きで意欲ある職員の皆さんの姿勢でした。現市長の選挙公約だそうです。

 

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4月22日 那覇市視察・コミュニティバス

2009-04-25 | おにき日記



 市民ネットの会派視察で、沖縄にいきました。私自身にとってはじめての沖縄で、平和行政を考える上で、ぜひ訪れてみたいところでした。写真は「ひめゆりの塔」の前で。車で少し走るだけでも、米軍基地の存在の強さを実感しましたが、植生が私の大好きなフィリピンに近いこともあり、親しみを感じました。
 バナナとサトウキビ畑には目が自然と向きます。フィリピンと比べるとバナナは総じて低く小さく、サトウキビ畑の面積も小さい。サトウキビは5年ごとの植え替えと聞いて、栽培・管理の仕方もずいぶん違います。視察の模様を、振り返りながら書き足します。
   *        *        *
 一日目は、那覇市役所へコミュニティバスの視察に行きました。沖縄では、戦前はあった鉄道が戦争で破壊され、以後、アメリカ統治下では鉄道は復旧せず、アメリカの車社会が導入されました。那覇市では日本復帰直後(1972年)から軌道系公共交通機関のモノレールが構想されましたが、導入されたのはわずか6年前の2003年となります。その翌年から、交通弱者や観光客の利便性を向上するために、公共交通空白地帯に、モノレール駅と直結する形でコミュニティーバス導入実証実験が3ルートで行なわれ、現在、その中の1ルートのみが、バス会社によって自主運行されています。
 アンケートによると、利用者の3割が高齢者で、外に出る機会が多くなったと喜ばれているようですが、実験で利用者が少なかった2地域は運行が見合わされました。交通弱者への対応は、乗合タクシーなど別の形で考えたいとのことでした。また、車社会を変えていくために、カーフリーデーを通しての意識作りに積極的に取り組んでおられました。中心市街地に車が入って来にくい仕組み作りについてなど、現在策定中の20年後を見据える交通戦略のなかに反映していくために、本気で検討されていました。
 車社会と並んでタクシー社会でもあります。滞在中はいつになくタクシーを多用。比較的安かったです。


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