今日は、金沢での視察です。テーマは、「金沢“絆”教育」と「金沢学生のまち市民交流館」です。
「金沢“絆”教育」では、金沢“絆”防災教育にも、2012年から取り組んでおられます。防災教育担当者を1名置いておられ、教員に防災士資格取得者も増やしていきたいということです。地域といっしょに、危機管理能力を育んでいくのはいいことですね。
「金沢学生のまち市民交流館」は昨年度の市民ネット視察につづいて2回目の視察です。昨年度は岡大からの視察もあり、学都ランキングで全国3位をつけてくださったことに喜んでおられました(^^)。2012年度、人口1000人当りの学生数は全国5位、人口10万人当りの口頭教育機関数は全国2位です。「学生のまち・金沢の推進」について条例も策定され、学生と市民との相互交流と学生とまちとの関係の深まりのなかでの、まちの活力創出をめざしていらっしゃいます。
前回の視察後の様子はどうなのかなというのが私の関心事でした。条例をもっとも体現しているのが、「金沢まちづくり学生会議」。学生たちは順繰りにかわっていっても、様々なアイディアのなかで、順調に運営されているようです。また、ちょうど朝刊のコラムに、「金沢で学生主体イベント~若者の本音、地域とつなぐ」として、交流館のコーディネーターのお一人である仁志出憲聖さんが載っていました。彼が交流館にいる時間帯は、学生からの相談で列があるそうですよ。
若い方とともに意識的に街づくりをしていかれる姿勢に好感を持っています。
視察の20分の休憩を利用して、市役所横にある「金沢21世紀美術館」に。展示会場に入ることはできませんでしたが、ふと訪れて、建物の全体の斬新なつくりから新鮮な風が心に舞い込みます。芸術を楽しむこともできる市民交流の場でもあり、未来を担う子どもたちが来館できる工夫もいっぱいでした。
先輩議員に岡山市のデジタルミュージアム(今のシティミュージアム)と同時期にできたものだけど、準備過程が大きく異なるんだと聞きました。ホームページをみると、確かに10年近くかけて計画を練られ、オープンしておられます。ゆっくり見学してみたい場所です。
ESDポロシャツで視察にいきました(^^)。金沢市教育委員会からも秋の世界大会にきてくださるそうですよ。