久しぶりに柴田先生のお声を聞くことができました。私は子どもの頃から歴史への苦手意識が強かったのですが、柴田先生のお話しを初めて聞いたとき、温かな雰囲気のなかで参加者の笑い声が部屋に響き、歴史が身近に感じられたものです。そして、歴史からの学びと先生のお言葉にいつも励ましと元気をいただくのです。
今回の主催者は、NPO法人子どもたちと共に学ぶ教室シニアスクールでした。恥ずかしながら初めて知った活動でした。2003年度から岡輝学区でスタート。地域の方を中心にシニア世代が中学校・小学校で学びながら、子どもたちと出会い交流をするのです。時に給食を一緒に食べ、運動会にも文化祭にもシニア・クラスは参加をするのだそうです。穏やかな学校の様子が目に浮かます。
学校に地域の力を呼び込む岡山発の取り組み。「一度、見にいらっしゃい」と多くの方に声をかけていただきました。知人が生徒だったり、先生だったり。
柴田先生は昨年秋まで2代目理事長を務めておられました。お祝いする会では、紙芝居「万納屋利吉」が披露されました。坪田利吉について学んだシニア生徒の皆さんが紙芝居に。学校を巡回して子どもたちに伝えたいということです。シニアスクールに訪れてみたいと思います。
