岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

3月17日-3 長島の〝さざなみハウス〟に行ってきました

2022-03-17 | おにき日記
 
 
 暖かな陽気のなか、はなちゃんに連れられて、憧れの長島〝さざなみハウス〟に行ってきました。
 「えー。鬼木さん、行ったことがないの?」と友人たちに言われ、皆さんのアップを見ながら、随分と前から、ぜひにと思っていました。
 切羽詰まった用事があるのに、ごめんなさい🙇‍♀️
 
 
 
 はなちゃんに、「慰霊塔にも行くよ」と言われ、〝さざなみハウス〟の位置を知らなかった私は、「訪問できるんだ」と嬉しかったです。
 議員になってから長島への訪問回数は減り、数回、訪れただけです。以前は時々ですが、皆さんをご案内する準備をしていました。「慰霊塔」と聞くと、お供えのお花をと💐思います。
 はなちゃんとあがり、お線香をあげて、お花を供え、ずっと足を運べていなかったので、ほっとしました。長い間には、いろんな方にお話を聞かせていただきました。
 久しぶりの愛生園は、ただただ静かで。そう、空いた建物を壊す音が響いていました。テクテク歩きながら、初めて訪れた30年以上前の、人の声がアチコチから聞こえる光景が思い出されました。
 ずっと気になっていた、〝十坪住宅〟にも伺うことができました。ハンセン病隔離政策の歴史を後世に語り継ぐために、改修・保存されたものです。
 
 
 〝さざなみハウス〟のロケーションは抜群。食とインテリアにキラリとセンスが光る、居心地のいいカフェでした。大好きなひよこ豆のカレーににっこり。
 友人たちが、リピートするのがわかります。
 
 出会う皆さんは、勉強やカフェに来られている、私より若い皆さん方で、不思議なような、……ありがたいです。
 皆さんもぜひに。また来ます。
 はなちゃんが、カフェにどなたかいらっしゃるかもよと言ってたので、次回を楽しみに💚
 
◎ 喫茶さざなみハウス HP 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月17日-2 私の2月議会質問② (2.多文化共生)

2022-03-17 | おにき日記
 
 
 
 〈私の2月議会質問②〉
 2.多文化共生
 〜 技能実習生の皆さまと 〜
 岡山市内の建設会社でベトナム人技能実習生の男性が2年間、複数の日本人従業員から目を覆いたくなる暴行を受け、怪我をしていたことが、1月に明らかになりました。
 技能実習生をめぐる事件や問題は全国各地で起こっています。制度自体の問題とともに、そうした人権侵害をうむ日本社会のあり方が問われます。
 そして技能実習生を受け入れる自治体としては、労働者ではなく住民として、彼ら彼女らが安心して暮らすことができる環境・体制を整えていく必要があります。
 そのためには、彼ら彼女らの暮らしを含む実態を直視し、問題点を把握するところから始まるのではないでしょうか。
 :::
 ・岡山市の外国人人口は12,769人(2022.1月末)、うち技能実習生として登録されているのは、1,775人(13.9%)。
 ・岡山労働局によれば、ハローワーク岡山・西大寺管内で、技能実習生を含む外国人労働者を受け入れている事業所は、1,477(2021.10)。技能実習生を受け入れている企業のみの数はわからない。
 ・岡山市には、技能実習生からの就労にまつわる相談はない。
 ・2022.1.に岡山市として初めて、「外国人材受入セミナー」を開催。外国人労働者を受入れている、または検討している県内の事業者・監理団体向けです。
 ・今回の暴行事件を受けて、経済諸団体に、外国人技能実習機構」の「技能実習SOS窓口」チラシ(添付)を市内事業所に通知依頼(技能実習生への周知をと)。(産業政策課)
 :::
 以上は質問からの答弁ですが、暴行事件を受け、上記のほかに、岡山市は次のことを行なっています。
 ・人権推進課は、企業が人権講演会を市に依頼するときのテーマに「外国人市民」を加える。また、相談窓口一覧リーフレットに、技能実習生などからの労働相談窓口を増やす。
 ・国際課は、上記のチラシ等を、多文化共生ネットワーク会議にメールで添付。
 :::
 大森市長はこの暴行事件に対して、次のように話されました。
 こういうことは、あってはならない。今回の原因は、技能実習生を受入れた企業の従業員に人権意識が欠けていたというように思う。粘り強く啓発を行い、人権意識が浸透していくようにしなければならない。
 外国人総合相談窓口をおき、ベトナム語通訳を配置している。また、「外国人技能実習機構」が設置している相談窓口のチラシを置くようにした。
 市の役割として、啓蒙・啓発を精一杯していきたい。
 :::
 この1月に行われた「外国人材受入セミナー」。私は後から知って参加していませんが、暴行事件にも触れられ、とてもいい内容だったと聞いています。
 また、参加事業所からの技能実習生受入への悩みや戸惑いなどの声もあったとのこと。今回はオンラインでしたが、リアルだと参加事業所同士の交流もできたことと思います。
 岡山市は、技能実習生受入れ事業所を把握していませんが、セミナーを通して出会う事業所から実情がつかめてくると思います。
 いいセミナーがもたれてよかったなぁと思いますが、「岡山市多文化共生社会推進プラン」には、2008年に初めて作成されたときから、「関係機関等と連携し、外国人の就業環境の改善に向けた連絡調整」という項目があり、14年目にして初めて事業が行われました。
しばらく前から開催されていたら、少しでも受入事業所にいい空気が流れていたかもしれません。
 全国のなかには、プランの進捗状況を専門家を交えた第三者組織を作ってチェックしている自治体があります。かねてよりそのような機関が私は必要だと思っています。
 :::
 岡山市に暮らす技能実習生たちの悩みが、日本語が話せないことや、地域とのコミュニケーションの機会がないことに気づき、支援を行う民間グループがあることを私は最近知り、敬意を表したところです。
 今回の事件の企業は南区だそうです。日本語教室の多くは北区です。日本語教室とともに、「やさしい日本語教室」などが公民館など市内のアチコチの場で開催されていくことで、地域でのコミュニケーションが進んでいくことと思います。
 地域での知り合いができると、相談のチャンネルが増えます。今回の事件は、結局、福山市にあるユニオンにつながることで明らかになりました。岡山市の相談窓口が広く知られ、有効に機能するようにと思います。
 :::
 今回の事件を知りショックとともに、国の制度上の問題は大きいけれど、ともに暮らす住民・友人として、多文化共生社会への取り組みを着実に進めること、全市に広がることの必要性を痛感しました。私が若い頃は、「岡山あいフェスティバル」という大きな国際フェスティバルがあったのですよね。
 多文化共生社会への眼差しのベースは人権にあります。
 市長が言われた、粘り強い啓発での人権意識の浸透は、学校教育はもちろんのこと、地域での外国人との出会いのなかで、具体的に進んでいくと思います。来年度、「やさしい日本語教室」は少しずつ市内で展開されていくとのことで、期待しています。
 なお、岡山連携中枢都市圏における来年度からの5年間のとりくみ検討のなかで、「外国人コミュニケーション支援」事業があります。暮らしの環境を企業への働きかけも含めて整えていくことが話されているようで、また、決まったらお伝えします。こちらも期待しています。(政策企画課)
 
 質問時間が短くて、十分に伝えることができなかったので、補足しながらのアップです。長くなり、失礼をしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月17日-1 「岡山県家庭教育応援条例を作らないで!」、岡山県議会前スタンディング&県議会本会議傍聴よびかけ

2022-03-17 | おにき日記
 ★3月18日(金)の岡山県議会最終日。「岡山県家庭教育応援条例案」が本会議に発議されます。
 このままいくと可決されます😱
 「家庭のあり方の押しつけ」です。
 3.18本会議当日、本会議前の「この条例は、いらないよ!」というスタンディングが行われ、その後、本会議への傍聴が呼びかけられています。
 スタンディングには、私も参加予定です💚
 
 今朝3.17の朝日新聞に、この間の経過と、賛否両方の立場の方へのインタビュー記事がアップされています。
 
◎ 朝日新聞デジタル「家庭教育応援条例案、本会議で発議へ 岡山県議会文教委が決定」(2022.3.17)
 
◎ Facebookイベントページ【スタンディングと傍聴するよ】3月18日9時ー、岡山県議会前スタンディング&岡山県議会本会議傍聴
 
*「【スタンディングと傍聴するよ】3月18日9時ー、岡山県議会前スタンディング&岡山県議会本会議傍聴」Facebook 投稿記事です。↓
=====
 
【スタンディングと傍聴するよ】3月18日9時ー、岡山県議会前スタンディング&岡山県議会本会議傍聴
3月18日に岡山県議会本会議(2月定例会最終日)にて岡山県家庭教育応援条例の採決が予定されています。これまで求めてきた「条例を作らないで!」という声をもう一度議員さんへ届け、見守ります。
【スタンディングするよ】
3月18日9時から10時前まで、岡山県議会前の歩道にて、本会議に出席する議員さんに向けて、「岡山県家庭教育応援条例を作らないで!」というアピールをします。アピールするためのプラカードも用意しています。
お時間のある方は、ぜひ一緒に参加してください。
【傍聴するよ】
3月18日10時から開催される岡山県議会本会議(2月定例会最終日)で岡山県家庭教育応援条例の採決が予定されています。
パブリックコメントや岡山弁護士会会長の反対声明、2万2千件を超える反対署名など、多くの反対の声を認識しながら、そして議論も尽くさないままに条例として採決されようとしています。
岡山県議会本会議の傍聴をお願いします。
・岡山県議会前スタンディング
日時:2022.3.18 9:00-9:50ごろ
場所:岡山県議会前の歩道
・岡山県議会 本会議傍聴
日時:2022.3.18 10:00-
場所:岡山県議会
なお本会議の模様は以下のアドレスよりインターネット傍聴も可能です。
http://www.okayama-pref.stream.jfit.co.jp/
====================
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする