夏休み最後のラジオ体操でした。明日から、子どもたちの声が聞こえなくなるかと寂しいです。毎朝、がんばってきましたね。
ハンコを押しておられた大先輩の皆さん方が、子どもたちにプレゼントを渡されて、子どもたちには、嬉しい夏休みの締めくくりになりました。
午前中は、「2021全国政策研究集会 in 神戸」第2日目のオンライン参加。私は、「コロナ禍で見えた日本人医療行政の問題点」を選びました。講師は、本田宏さん(NPO法人 医療制度研究会)。
zoom画面に、大塚愛さんやまなべ陽子さんのお顔もあってニッコリ。
日本は医療制度が整っている国かと思っていましたが、OECD諸国と比べて、医師数、ICU病床数、ICU専門医、ベット数辺りの医師・看護師数などが本当に少ないのに驚きました。
国内での10万人辺りの看護師や病床数。埼玉・千葉・東京・神奈川が、全国の中でも低い。
医療崩壊が起こるべくして起きているショッキングな現実を知らされました。医学部卒業生も少ないなか、厚労省は2023年度から医学部定員をさらに減らすということで、声をあげてほしいと。医療の拡充が必要です。
午後は、大阪で行われた〝「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会〟にオンライン参加をしました。
大阪府立高校には、「知的障がい自立支援コース」と「共生推進教室」があります。
そして、定員内不合格を出さないということでした。
このような制度のなかで、大阪府では、重度の知的障がいや人工呼吸器をつけた医療的ケアが必要な子どもたちなど、3000人の障がいを抱えた子どもたちが、高校に通っています。
小学校・中学校と地域で過ごしてきた子どもたちが、「みんなといっしょに高校へ行きたい」という願い。そして、子どもに合った力が育まれていくということ。
あまりにも先進的な取り組みですが、制度的には実現できるということです。諦めずにがんばってと、交流会では他地域の皆さんへのエールが飛んでいました。