土砂災害について、子どもにも大人にもわかりやすい本がありました。
今回の台風来岡にあたって、私が暮らす津島地域に、避難準備・高齢者等避難開始が発令されたのは28日(土)17時20分。緊急速報メールが入ったのは17時36分。参加予定の会があったのですが、津島地域に引き返しました。
津島福居にもどると、先日の豪雨による土砂災害近隣で、移動に支援が必要なご家庭を地域の役員の方々が回られ、避難が必要なときの準備や段取りを進めておられました。いつもながら、地域の皆さんの行動力には頭が下がります。
それから避難所になっている京山中と岡北中にいき、皆さんのご様子をお聞きしました。この時点では10人余りの方が来られていました。
私は近くの知人宅に自分の必要なモノを準備して預け、また、避難所にいく場合の準備も。夜中、雨が降り出し、翌2時19分に大雨・暴風・波浪警報が発表されました。
どのタイミングで避難をするのかという判断は難しいです。私自身は家にいるのが不安で、車で、勝手ながら支援が必要な方のお近くに移動をし、車中で横になりました。結局、避難所への移動はありませんでしたが、朝、両避難所を訪れると30人余り。土砂災害が不安な友人もいました。
台風は去っても、次は、どの段階で戻るのが安全なのか。まだ、大きな土砂崩れへの手立てがされていませんので、判断に悩みます。何かあった時のことを思うと、津島福居から離れることができないので、福居の知人宅で仮眠をとり、美味しいお素麺をいただきました。ほっと。
冒頭に書いた本。先日、友人に、岡山理科大学の佐藤丈晴先生が専門家だとお聞きし、先生の本を入手したところでした。避難も含めて、わかりやすく書いてあります。土砂災害については、大雨警報が出されたときが避難の目安です。
「自分で考えて自分で行動する」と本のなかにありました。そのために、知識や情報を得ること、分かち合うこと、ふだんから考えたり、話し合ったりしておくことが大切です。行政も安心・安全にむけて、ハード・ソフト両面での環境を整えていかないといけません。
前回の避難所体験を踏まえて、電池でスマホの充電ができる機器をゲットしておきました。
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皆さん、台風被害はでていませんか?
広島県内で豪雨の土砂災害で亡くなった人の半数近くが土砂災害警戒区域で見つかったことから、広島県は、今後、区域を指定する際は危険性を世帯ごとに個別に伝えることになりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180730/k10011555531000.html
岡山市内の土砂災害警戒区域等指定箇所一覧表は、次から見ることができます。写真は、我が家付近の指定箇所地図です。我が家は指定箇所から10m南側になります。気になる方は、ご確認ください。
http://www.pref.okayama.jp/doboku/sabo/okayamashi_kitaku.html