岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

6月19日 みんなの自治講座「若い世代と民主主義を語る ~ Sealds もやってくる~」

2016-06-19 | おにき日記







 今日は、「みどり岡山」総会とみんなの自治講座を行いました。総会のことはいい写真が届いてから、明日、書きますね。

 みんなの自治講座は、「若い世代と民主主義を語る ~ Sealds もやってくる~」。20代、30代の3人の方にお話をいただきました。Sealds関西の山口晶子さん(神戸女学院大学)。そして、宮本龍門さん(おかやまいっぽん)、山本圭さん(岡山大学教員)です。若い皆さんの力と熱意に希望をいただく時間、そして、参議院選挙に勝つために私たちに何が求められているかを真剣に考えあう時間となりました。

 山口さん。権利を行使することによって主権者であり、自由になろうとすることによって自由である。日本の主権者は私であり、あなたであり、権利が自由がなくなってから「知らなかった」とはいえないと。☆一年以上にもわたってSealds関西で一生懸命に活動をされてこられたからでしょうね。肝が座っていて力を感じます。友達の話をしっかり聞こう、そして話そうと、友達つながりで広げていかれているのがいいですね。岡山にきて本当によかった。エネルギーをもらって私も兵庫県でがんばりたいと結ばれました。

 宮本さん。この間、野党共闘にむけて「おかやまいっぽん」のうねりを粘りつよく作ってこられました。☆安倍政権は政策では支持をされていないのに、支持率がおちない。理論でおすだけでは日本社会になじまない。感情や無意識をしっかりと意識したとりくみが求められる。どうしても今回の選挙に勝つために何が求められるのか。「おかやまいっぽん」というストーリーを展開していきたいと。「おかやまいっぽん」のポスターを新たに貼れるのは21日までで、それから選挙期間中はそのまま貼っておくことができます。ご協力ください。

 山本さんは民主主義の研究者です。ヨーロッパを中心に展開されている民主主義の議論をひもといてくださいました。☆今の「民主主義」には、自分たちが代表されていないという実態と実感と失望がある。選挙による代表制民主主義はなぜそこに陥ったのか。形骸化した代表制民主主義に、市民が主人公としてどのように関わっていくのか。Sealdsやおかやまいっぽんの実践が絡んできて、おもしろかったです。☆3.11以降、国会前で繰り広げられている、脱原発や戦争法反対の直接的な異議申立の市民の直接のうねりは、今求められている大切なあり方、ラディカルデモクラシーではないのかと言われたように思います。発刊されたばかりの著書に、「不審者のデモクラシー」(岩波書店)があります。

 会場からも、どうしたら「そうかな」と考えてもらうきっかけになるような問いをみんなで考えよう。話す相手をその時変えられなくても、その場で横に一緒にいる人が「あれ?」と考えてくれることも大切…などなど、心のヒダにふれるあり方への提案が出されました。
 参議院選挙告示直前企画。一人ひとりにできることを精一杯、取り組みましょう。
 


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